すまいる ～周南市で活躍している人を 紹介します～

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■食を通じて地域貢献を
周南市地域おこし協力隊　杉(すぎ)のどかさん

「鹿野の外に出た人が、鹿野に戻って来てくれるように、皆さんの目に留まることを仕掛けていきたいです」と語るのは、大潮地区で、5月8日から地域おこし協力隊として活動している、杉 のどかさんです。
「祖父母が鹿野に住んでいることもあり、学生時代から、鹿野でカフェを開きたいという夢を持っていました。その夢をかなえるため、大学で栄養学を学び、県外で調理の仕事をしていました。いつかは帰ってきたいと考えていたところに、地域おこし協力隊の募集があり、応募しました」と語る杉さんは、地域住民で運営する大潮田舎の店に関わりながら、豆腐や油揚げをはじめとした大豆加工品の製造技術継承や、おからを使った新製品の開発など、さまざまな活動を通じて、大潮地区の活性化に、地域住民と取り組んでいます。
「鹿野には、伝統を守り続けてきた人や、新たな挑戦をする人たちがいて、私の好きな言葉である『温故知新』がある町だと感じています。いいものがたくさんあることに気が付けたら、とても楽しいと思います」と鹿野の魅力を語る杉さん。「地域おこし協力隊の活動を通じ、鹿野のことを知り、地域貢献をしながら、たくさんのいいものを発信できるカフェをいつか作りたいです」地域おこし協力隊としての活動、その先にある夢を、笑顔で語ってくれました。
※周南市地域おこし協力隊の公式Instagram(インスタグラム)は本紙またはPDF版に掲載の二次元コードから