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《9月は世界アルツハイマー月間》認知症になっても自分らしく暮らせる周南市をめざして

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山口県周南市

認知症への正しい理解が進むことを目的に世界中で啓発活動が行われています

高齢者の約3割は、認知症または軽度認知障害(MCI)※といわれており、誰もがなりうる、身近なものとなっています。
市は、認知症の発症を遅らせ、認知症になっても、その進行を緩やかにし、地域の理解と協力を得ながら、住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けることができる社会をめざしています。
※軽度認知障害(MCI)…認知症が疑われる症状が出始めた初期の状態

■相談窓口
▽かかりつけ医
認知症が気になったら、まずはかかりつけ医に相談してみましょう。

▽地域包括支援センター
地域にある高齢者の総合相談窓口です。保健・福祉の専門職や認知症地域支援推進員が認知症に関する相談に応じます。

▽オレンジドクター制度(山口県もの忘れ・認知症相談医制度)
県は、物忘れや認知症に関する相談などに対応できるオレンジドクター、認知症に関して、より専門的な知識と技能を有するPREMIUM(プレミアム)オレンジドクターを定めています。該当医師がいる医療機関には、本紙掲載のようなデザイン入りのプレートおよびポスターが掲示されています。

■市もやいネットセンター
福祉総合相談窓口として、認知症に関する困りごとや相談を受け付けています。

▽認知症初期集中支援事業
複数の専門職が、認知症が疑われる人や認知症の人およびその家族を訪問し、初期の支援を包括的・集中的に行います。

▽もやい徘徊(はいかい)SOSネットワーク
徘徊などにより、行方不明になったときや、身元が分からない人が保護されたとき、警察だけでなく地域や事業所の皆さんにも協力してもらい、速やかに行方不明者を発見、または身元を確認する仕組みです。

・事前登録
徘徊するおそれのある人の名前や特徴・写真などの情報を、家族や本人の同意を得てあらかじめ登録しておき、早期発見に役立てます。

問合せ:市もやいネットセンター
【電話】0834-22-8200

■認知症で判断能力が低下した人のためのサービス
▽日常生活自立支援事業(地域福祉権利擁護事業)
認知症の人も、安心して自立した生活を送ることができるよう、日常的な金銭管理の手伝いや大切な書類などを預かるサービスです。

問合せ:市社会福祉協議会
【電話】0834-22-9988

▽成年後見制度
認知症などにより適切な判断をすることが難しい人を支援するため、本人に代わり財産の管理や福祉サービスなどの契約を行い、本人の権利を守り生活を支援する制度です。

問合せ:市成年後見支援センター(市社会福祉協議会内)
【電話】0834-22-9988

■脳の健康度測定(あたまの健康相談)
軽度認知障害を発見するための、15分程度のテストを行い、相談に応じます。詳しくは、本紙18ページを確認してください。
※相談は予約制です。

■認知症サポーター養成講座
認知症を正しく理解し、認知症の人やその家族を温かく見守り、支援する認知症サポーターを養成する講座です。講座の開催は、しゅうなん出前トークで受け付けています。

■周南市認知症あんしんガイド
認知症の進行に応じて知っておきたい相談窓口や医療・介護サービス、地域の支援や活動などを紹介しています。支所などや、市ホームページに掲載しています。
「周南市認知症あんしんガイド」で検索

■認知症にやさしい図書館
市内図書館で、アルツハイマー月間の9月を中心に、認知症関連図書の特設コーナーを設けます。
※熊毛図書館は10月、鹿野図書館は令和6年2月に設置予定です。

■集いの場
▽認知症家族会(福寿草の会、くまげ福寿草の会)
認知症の人を介護する家族の介護負担を軽減するため、家族同士が交流・相談する場です。

▽認知症介護者の集い
認知症の人を介護する家族の孤立を防ぎ、介護負担を軽減するための交流の場です。家族と一緒に認知症の人も参加できます。

▽認知症カフェ
認知症の人やその家族が、地域の人や専門家と相互に情報を共有し、お互いを理解し合う場です。認知症の人の居場所にもなります。
〔認知症家族会が実施〕
・かふぇ福寿草
・くまげ福寿草の会

〔医療機関・介護施設が実施〕
・おひさまカフェ
・和みカフェ
・福谷の森カフェ
・新南陽市民病院認知症カフェ
※休止中のカフェもあります。詳しくは問い合わせてください。

問合せ:地域福祉課
【電話】0834-22-8462

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