皆さんからの的確な119番通報は、国民の生命財産を守る消防活動の迅速さ、確実性につながります。
いざという時のために、119番通報にあたっての流れを紹介します。
■119番通報のかけ方(救急の場合)
指令課員:119番消防です。火事ですか?救急ですか?
通報者:救急です。
指令課員:救急車が向かう住所を教えてください。
通報者:○○町○番○号の○○アパートの○階○号室の○○宅です。
指令課員:救急車が必要な人は何歳の男性・女性ですか?
通報者:30歳の女性です。
指令課員:意識・呼吸はありますか?
通報者:あります。
指令課員:どうされましたか?
通報者:急に腹痛を訴えて動けなくなりました。
(!)この他、いつから腹痛になったのか、持病・かかりつけ病院などの聞き取りをします。会話を続けつつ、管轄の消防署もしくは出張所に出動を指令していますので、落ち着いて質問に答えてください。
意識・呼吸がなかったり、出血をしていたりなどした場合は応急処置の方法を伝えるので、可能であれば実行してください。
指令課員:救急車はそちらに向かっています。最後にあなたの名前と電話番号を教えてください。
通報者:○○○○です。電話番号は○○-○○○○です。
■救急医療電話相談
急な病気やけがで、病院に行くべきか、救急車を呼ぶべきか、迷ったときに相談できる救急相談ダイヤルです。看護師などが対応し、緊急性や受診の必要性を判断します。特に緊急性が高い場合は119番通報をするよう指示があり、緊急性が低い場合は受診可能な医療機関を案内します。
▽大人(おおむね15歳以上)
【電話】♯7119
相談時間:毎日24時間(つながらない場合は【電話】083-921-7119)
▽こども(15歳未満)
【電話】♯8000
相談時間:毎日19時〜翌朝8時(つながらない場合は【電話】083-921-2755)
■次の症状のときは、迷わず119番通報してください。
・突然の激しい頭痛
・顔の半分のしびれ
・ろれつが回らない
・胸の激痛
・呼吸困難
・持続する激しい腹痛
・意識不明 など
問合せ:消防本部指令課
【電話】0834-22-8765
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