第32回 林忠彦賞 受賞作品決定

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■BENZO ESQUISSES(ベンゾウ　エスキース)1920-2012
奥山淳志さん

第32回林忠彦賞は、全国からの応募作品78点の中から厳正な審査の結果、奥山淳あつ志しさんの写真集「BENZO ESQUISSES(ベンゾウエスキース)1920-2012」に決定しました。
受賞作は、北海道に暮らす井上弁造さんに出会った作者が、その生き方に感銘を受け、長年にわたり取材したドキュメンタリーです。弁造さんが遺した絵を通して、人が生きるということを真摯に見つめた作品です。

▽受賞者　奥山淳志さんプロフィール
昭和47年大阪府生まれ、奈良県育ち。
京都外国語大学卒業。平成10年岩手県に移住し、写真家として活動を開始。

▽授賞式(遠石会館)入場・参加無料
これまで東京で開催してきた授賞式を、今回から周南市で開催します。受賞者を一緒にお祝いしませんか。
日時：4月20日(土)14時〜16時
内容：
・第一部…授賞式
・第二部…大石芳野選考委員長の講演会
定員：40人(受け付け順)
申込み：電話で、美術博物館

▽受賞記念写真展・奥山淳志氏トークショー(美術博物館)入場・参加無料
・受賞記念写真展
期間：4月20日(土)〜29日(祝)

・奥山淳志氏トークショー
日時：4月21日(日)10時30分〜
定員：40人(受け付け順)
申込み：電話で、美術博物館
※林忠彦記念室を含む常設展も無料になります。

▽社会は心を撃つ写真をさがしています
林忠彦賞はこんな賞
写真家　林忠彦は本市生まれ。報道カメラマンとしてスタートし、人物写真、風景写真を撮り続け、写真界では、日本写真家協会設立や二科会写真部の創設など、プロ・アマを越えて写真家育成にも力を注ぎました。
彼の名を冠したこの賞は、「社会が求める、その時代を一番象徴する写真を選び出そう」をコンセプトに、平成3年に創設され、日本の三大写真賞にも数えられています。

※詳しくは本紙掲載の二次元コードから

問合せ：
美術博物館【電話】0834-22-8880
文化振興課【電話】0834-22-8622