民生委員・児童委員は、厚生労働大臣から委嘱された地域福祉を担うボランティアで、専門機関へのつなぎ役や、地域の身近な相談相手として活動しています。
また、子どもに関することを専門とする主任児童委員は、他の民生委員・児童委員や学校などと連携しながら、さまざまな子育て支援活動をしています。
民生委員・児童委員・主任児童委員は、一緒に活動する仲間を募集しています。詳しくは、問い合わせてください。
■活動している皆さんにインタビュー
▽いつも笑顔で自分にできることを
富田地区民生委員・児童委員
中西 正さん
当時の会長さんから誘われて活動を始めたことがきっかけです。
仕事と両立しながら、月9件程度の訪問活動を行い、日常生活の様子や困り事などのお話を伺っています。活動を通して多くの人と出会い、さまざまな話をすることで視野が広がり、学ばせてもらっています。人との触れ合いも楽しくなりました。
役割の範囲を超えて、相手の生活に踏み込まないよう心掛けながら、自分にできることをやろうという気持ちで活動しています。そしていつも笑顔で接したいですね。
高齢でも働く人が多くなり、ますます担い手不足が加速することを懸念しています。
委員就任に誘われることがあればぜひ一歩踏み出してみてください。
▽活動を通して自分のことを考える機会に
今宿地区民生委員・児童委員
内山克枝さん
ウオーキングを兼ねて地域を回り、近所の人を見かけた際の声掛けや、地域行事の手伝い、月1回のサロン活動を行っています。
何かあったときに寄り添い、良い方向に進んで喜んでもらえると、良かったと安心に変わり、役に立ったことに私も喜びを感じています。また、日ごろからあいさつ、声掛けはこちらからするよう心掛けています。
健康第一はもちろん、家族の協力も必要だと思いますし、自分のしたいボランティアや趣味を続けることで、まだまだ元気に過ごす事ができると思います。委員に就任し、21年目になりますが、色々な事を勉強、体験させてもらい、成長させてもらっています。
▽子どもたちと親御さんの笑顔のために
須々万地区主任児童委員
秋重美津子さん
もともと母子保健推進員として活動していた子育て支援活動で、核となって活動していた主任児童委員さんから声が掛かったことが始まりです。
活動するうえで、人の話に耳を傾けることを心掛けており、迷ったときや、困ったときは1人で抱え込まず、会長さんや他の民生委員さんに相談しています。
現在は主に、週1回の子育て支援活動と、月3回のあいさつ立哨などを行っています。
活動を通して参加者同士が仲良くなったり、子どもたちが遊べる場があってうれしいという声をもらったりして、22年続けて良かったと感じています。
子どもたちの笑顔を原動力として、安心・安全な地域をめざして活動しています。
問合せ:地域福祉課
【電話】0834-22-8465
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