■受動喫煙とは?
たばこを吸わない人が喫煙者と同じ空間にいることで、自分の意思とは無関係にたばこの煙を吸い込んでしまうことです。たばこの先から出る副流煙には、喫煙者が吸う主流煙よりも多くの有害物質が含まれています。
■受動喫煙によるリスク
受動喫煙を受けると、脳卒中や肺がん、虚血性心疾患などの病気のリスクが高まることが科学的に明らかになっており、年間で1万5,000人が、受動喫煙により脳卒中や肺がんなどで死亡したと推計されています。
▽受動喫煙によるリスクの上昇率は…
・脳卒中(1.3倍)
・肺がん(1.3倍)
・虚血性心疾患(1.2倍)
・乳幼児突然死症候群(4.7倍)
年間1万5,000人が、受動喫煙を受けなければ、これらの疾患で死亡せずに済んだと推計
出典:「喫煙と健康 喫煙の健康影響に関する検討会報告書」国立がん研究センターがん情報サービス
■5月31日は世界禁煙デー
世界禁煙デーから始まる1週間を、禁煙週間としています。一人ひとりがたばこの煙を吸わないように心掛けることで、たばこによる病気を予防することにつながります。
問合せ:健康づくり推進課
【電話】0834-22-8553
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