■今や国民病の慢性腎臓病CKD(Chronic Kidney Disease)とは?
●CKDとは?
腎障害を示す所見や腎機能低下が慢性的に続く状態をいいます。腎機能はある程度まで低下すると元に戻ることはありません。そのため、早期発見・早期治療が大切です。一方で、腎臓は沈黙の臓器ともいわれ、腎機能が低下しても全く自覚症状を感じず、気づいた時には透析一歩手前だったということも少なくありません。
▽放置したままだと…
・末期腎不全
人工透析や腎移植を受けなければ生きることができない!
▽日本のCKD患者
約1,330万人→成人の約8人に1人!
●定期的な健診で腎機能の低下に気づきましょう
▽健診でのチェック項目
・血液検査のeGFR※(推定糸球体ろ過量) ※腎臓の働きを示す数値
…低くなるほど腎臓の働きが低下している
・尿検査の尿タンパク
…+以上の場合、糸球体をはじめ腎臓に何らかの異常がある可能性があり、慢性腎臓病の疑いあり
2つの検査値を経年的にチェックしていくことが大切です。ぜひ、今年も健康診断を受けましょう。
※厚生労働省「標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)」より
問合せ:健康づくり推進課
【電話】0834-22-8553
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