■防災の輪を広げるために
市防災アドバイザー・防災士
竹下真紀さん
松村育美さん
「防災は、他人事ではなく自分事と捉えることが大切です。日ごろから、地域の人同士でコミュニケーションをとることも重要です」と語るのは、7月から、市内初の女性の市防災アドバイザーに就任した松村さんと竹下さんです。
市防災アドバイザーは、市民へ防災の啓発・防災対策の強化を目的に活動します。松村さんは約8年前、竹下さんは約5年前に防災士の資格を取得し、各地で講座講演を行ってきました。「防災士として防災啓発を行ってきましたが、今後は市を代表して活動するため、就任が決まったときはより一層気が引き締まりました」と語ります。
松村さんと竹下さんは、主に女性視点からの防災対策の啓発を行っていきます。「防災対策はハードルが高いと思うかもしれませんが、気負う必要はありません。少しずつ準備していき、分からないことは気軽に聞いてほしいです」
9月は台風シーズン。ますます市防災アドバイザーの力が必要になります。「周南市は災害が少ないことから、防災を身近に思っていない人が多いかもしれません。これまで培った知識や経験を市民の皆さんに伝えて、楽しみながら防災意識を高めてもらえるよう頑張ります」と笑顔で語る2人でした。
※市防災アドバイザーの派遣依頼は本紙掲載の二次元コード参照
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