■タイトルなし
制作年不詳
水彩、ペン、紙
まどさんの描き方は極めて感覚的です。デカルコマニーという画法を使っています。紙を真ん中で折り、一方に絵の具を塗ります。それを合わせると、左右対称の形が現れます。この作品の場合、羽のあるもの、昆虫か鳥のような形になりました。しかし何か足りなかったのでしょう。続けて線を入れたり色を付けたりしていきます。
〝偶然〟が生み出す未知の世界を待っていたのではないでしょうか。
この作品は、3月30日(日)まで美術博物館まど・みちおコーナーに展示中です
問合せ:
文化振興課【電話】0834-22-8622
美術博物館【電話】0834-22-8880
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