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姉妹都市 恵庭市(1)

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山口県和木町

10月2日から11月30日までの2ヶ月間、姉妹都市の恵庭市から市役所職員の吉田萌美さんが派遣されています。恵庭市から通算12人目の派遣職員となる吉田さんには、和木町町制施行50周年事業を盛り上げるため、和木町を駆け巡っていただきます。
今月号では、吉田さんが恵庭市の魅力について紹介します。

◆姉妹都市 恵庭市って?
恵庭市は、北海道の空の玄関口新千歳空港まで車で25分、札幌市まで車で60分の内陸に位置する交通アクセスに恵まれたまちです。市の西側にある恵庭渓谷には、「白扇の滝」や「ラルマナイの滝」などが点在し、市の観光スポットとして、また、市民主導による花のまちづくりが盛んで「ガーデニングのまち」として全国的に知られるようになりました。南側に隣接する千歳市の支笏湖までは車で50分、北側には令和5年3月に完成した北海道日本ハムファイターズの本拠地、エスコンフィールドのある北広島まで車で20分、札幌市の有名観光地、クラーク博士像のある羊ヶ丘展望台まで車で40分と、恵庭を拠点に気軽に近隣の観光地も楽しむことができます。
人口は70,069人(令和5年4月末時点)で、北海道179市町村のうち、13番目に人口の多いまちとなっており、大学・専門学校、工業団地などの都市基盤の整備が進められ人口が増えております。
面積は294・65平方キロメートルと広さがありますが、山林と田畑が市の60・1%(177・13平方キロメートル)を占めており、宅地は5.5%(16・22平方キロメートル)となっています。
気候は寒暖差があり、夏場は最高気温34度になる日もあれば、冬はマイナス23度となる日もありますが、北海道の住宅は断熱性能が非常に高いことと、暖房器具の種類が豊富であるため、冬でも家の中は非常に暖かく、半袖でアイスクリームを食べる光景がよく見られます。冬になると雪が降りますが、北海道内では比較的降雪量の少ない地域となっています。
和木町と恵庭市のご縁は明治19年、現在の和木町や岩国市からの集団移住68戸が恵庭市に入植したことから始まりました。昭和54年7月10日、互いに協力し、教育・文化・産業等の交流を図り、ともに繁栄することを目的に、姉妹都市となりました。
その後、平成8年度から職員派遣研修事業を開始し、職員を交互に派遣し合い、様々な行事の参加や住民の皆さんとの交流を深め、それぞれの発展につなげてきました。

◆恵庭市と比べて和木町って?
和木町の皆さんはとても優しく、自己紹介をさせていただくと『広報で見たよ〜、和木町を楽しんでね』とおっしゃってくださることに、温かみを感じております。
また、山口県・和木町と北海道・恵庭市との違いについていくつか驚いたことがあります。
1つ目に、北海道では山からとても離れたところにまちが形成される傾向があるのですが、和木町では役場や住宅のすぐ裏に山があり驚きました。また、役場の裏の水路にたくさんの鯉と大きな亀がいることにも自然環境の豊かさを感じられました。
2つ目に、歩道が道路と縁石を挟んで同じ高さにあることです。北海道では歩道は道路より少し高くなっています。
3つ目に、信号機のライトが横に並んでいることです。北海道では雪が積もるので、雪の重さで信号機が折れてしまうことから信号機のライトは縦に並んでいます。
4つ目に、車と徒歩の距離感を自転車で捉えることが難しいことです。和木町到着最初の日曜日に、蜂ヶ峯総合公園まで自転車で行こうと考えましたが、あまりの傾斜に進むことができなくなり、つつじヶ丘のカーブのところで断念しました。(帰ってきてから大家さんに話したところ、役場前からバスが出ているのでそれでいくのがいいですよと教えていただきました。次からはバスで行くことにします。)
11月30日まで和木町に滞在させていただきます。町内で見かけてくださった際は、ぜひお声掛けください。

▽吉田萌美(よしだもえみ)
平成25年恵庭市役所に入庁。
令和5年現在は、教育部教育支援課に所属。
趣味:旅行、ドライブ、サウナ、おいしいものを食べること
特技:すぐに道を覚えられること
新卒で入庁し、11年目になります。
和木町の皆さま、よろしくお願いいたします。

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