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自治体の皆さまへ

和木町町制施行50周年記念企画〈第7回〉

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山口県和木町

◆笑顔つなぐ つなげる、和木のこころ・未来。
村岡嗣政さん(山口県知事)
平成8年、自治省(現総務省)入省。
広島市財政課長、高知県総務部財政課長、総務省自治財政局財政課財政企画官などを歴任後、平成26年、山口県知事に就任(現在3期目)

和木町がめでたく、記念すべき町制施行50周年を迎えられ、心からお祝いを申し上げます。
これまでの50年にわたる町政の着実な歩みは、米本町長さんや歴代町長さんをはじめ、町議会並びに町民の皆さま方のひとかたならぬ御尽力の賜であり、ここに深甚なる敬意を表する次第であります。
さて、御当地和木町は、恵まれた立地環境を生かした本県有数の工業の町として、昭和48年の町制施行以来、町民の皆さまのたゆまぬ御努力のもと、激動する社会情勢を乗り越え、今日まで着実な発展を遂げてこられました。
とりわけ、近年におきましては、喫緊の課題である人口減少を克服するため、企業誘致や創業支援による雇用の確保に熱心に取り組まれるとともに、蜂ヶ峯総合公園を拠点とした賑わいの創出などの取組を、積極的に進めてこられました。
また、子育て包括支援センターを核とした、子育て家庭への切れ目のない支援や、安心して住み続けられる良好な生活環境の確保など、地域住民の生活基盤の更なる充実にも重点的に取り組まれ、将来像となる「緑の風薫る文化のまち和木町」の実現と、町の更なる発展へとつながる確かな成果を着実に積み重ねられています。
県におきましても、今年度から、新たな県政運営の指針である「やまぐち未来維新プラン」に基づく取組を本格的に始動させ、経済や暮らしのレベルをより高めていくとともに、地域や人と人とのつながりをより強固にすることなどに未来志向で取り組み、山口ならではの豊かな未来を創り上げていくこととしています。
こうした取組を進めるにあたっては、改めて申し上げるまでもなく、市町の皆さま方との緊密な連携が必要不可欠となります。
どうか、和木町におかれましては、町制施行50周年を一つの契機に、更なる発展に向け、まちづくりの取組を一層充実・強化されますとともに、私の目指す「安心で希望と活力に満ちた山口県」の実現に向け、引き続き、共に手を携え、取り組んでいただきますようお願い申し上げます。
結びに、和木町の今後ますますの御発展と、町民の皆さまの御健勝、御多幸を心からお祈りいたしまして、お祝いの言葉といたします。

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