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和木町町制施行50周年記念企画〈第2回〉

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山口県和木町

◆笑顔つなぐ つなげる、和木のこころ・未来。

藤本光亮さん(元和木町長)
昭和30年3月、和木村役場入庁後、平成5年9月、和木町長就任。2期8年にわたり務め魅力ある和木町のまちづくりに大きく貢献。

名月人を待たず。早くも町制施行から半世紀、当時を振り返ってみますと、つい昨日の出来事の様に蘇ってまいります。県が人口五千人以上で町に昇格可能な条例を公布、村の中心地に全体戸数の40%、企業従事者が人口の50%以上、病院、図書館、文化施設等が整備されている事等が示され、当時の和木村は、町への昇格が可能になったのであります。
早速、県と協議を重ね、村議会に議案を提出し、快く賛成が頂けるものだと思っていましたが、数名の方より反対意見。「先人達が汗と努力で築いた歴史・伝統ある村を、何故今更町にしてどれ程のメリットがあるのか」、「断ち難い郷愁もあり広く知れ渡った村だ」。もっともな意見でした。しかし、時代は流れ進化して参ります。町になり一層の繁栄と社会基盤の整備をすることを村民は望んでおり、特に若い人達は、村より町に昇格しイメージアップを強く願望していたと思います。議論の末、賛成多数で議決を頂き、県に申請の上で和木町が誕生したのであります。
以後、役場の新庁舎の完成、恵庭市との姉妹都市縁組締結、新住居表示実施(〇丁目〇番)、蜂ヶ峯総合公園の建設等により、町の発展に繋がって行けたと思っております。紙面と字数に制限がありますので、町制施行50周年を心から祝福しペンを置きます。

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