1月12日、和木小学校の3階理科室で火災が発生したとの想定で、教職員及び児童383名が参加して避難訓練が行われました。
10時30分に、火災発生の校内一斉放送が伝達されると、各先生は所在の児童を集めて指示を行い、児童は煙を吸わないように口や鼻をハンカチやマスクで保護しながら先生の誘導により順序良く最寄りの出口からグラウンドに集合しました。グラウンドでは組毎に先生が児童の安全を確認して報告し、教頭先生はこれを受けて児童全員の安全を確認していました。その後、校長先生より訓練の成果や注意事項等について丁寧に説明を受けていました。
今回の訓練は、実際の場面を想定して、児童には開始時間を示さずに行われました。火災をはじめ地震や事故は時と場所を選ばず、突然に起こります。そのような場合においても、児童が落ち着いて適切な避難行動ができるようにするには、今回の様に実際に即した訓練を行い、これを積み重ねることが重要です。また、今は「守られる立場」の児童ですが、先生方の訓練を通じた指示や行動は、「守るべき立場」となる将来の模範となるものでした。
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