ヘルスケア情報

8／34

■7・8月は特に注意　熱中症から命を守ろう
ウェブ番号：1019349
例年、宇部市の救急搬送者数は、8月にかけて急増します。2021年には、7月の観測史上最高となる35.2℃を記録しており、これからの時期は特に注意が必要です。

令和4年　熱中症救急搬送者数(宇部市)

●特に注意が必要な人
・高齢者…室内でもなりやすく重症化しやすい
熱中症患者の半数以上は、65歳以上の高齢者です。暑さやのどの渇きを感じにくくなるため、熱中症になったことに気がつかず、気づいた時には、症状がかなり進行していることがあり危険です。
・子ども・赤ちゃん…体温調整機能が未発達で発症しやすい
自分で意思表示ができない場合も多く、保護者は、顔が赤くないか・ひどく汗をかいていないかなど、十分に観察をしてください。
※車内の温度は一気に上がるので、短い時間でも子どもだけが残ることがないようにしましょう。

●熱中症予防のポイント
○暑さを避ける、身を守る
・積極的な扇風機やエアコンの活用
・吸湿性・速乾性のある通気性のよい衣服を
・外出時には日傘や帽子を
・保冷剤、氷、冷たいタオルでからだを冷やす

○こまめな水分・塩分補給
・室内・屋外問わず、のどが渇く前・暑い場所に行く前から補給を
・水分補給の目安は1日1.2リットル(コップ6杯)

宇部・山陽小野田消防局　救急救命士
最近は、高齢者や子どもに限らず、運動中などの若い人も救急搬送されることが増えています。自分は大丈夫と思わずに、日々の予防を心がけてください。

●危険な暑さをLINEでお知らせ　熱中症警戒アラートの登録
ウェブ番号：1019340
危険性が極めて高くなると予測された際に、危険な暑さを呼びかけ、予防行動を促すための情報をお届けします。環境省のLINE友だち追加などからお知らせを受け取ることができます。

問合せ：健康増進課
【電話】31-1777【FAX】35-6533