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自治体の皆さまへ

謹んで新春のお慶びを申し上げます。

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山口県宇部市

■宇部市長 篠﨑圭二
昨年を振り返りますと、「宇部まつり」や「パルクール日本選手権」、「まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾」では、多くの来場者をお迎えし、人の交流が戻ってきたことを実感しました。また成長産業分野では、宇宙産業や再生医療産業の大学発ベンチャーの起業や新たな雇用の創出が図られ、子育て支援では、空港隣接の公園への大型遊具の設置、第2子以降の子どもの保育料の無償化を実現し、合計特殊出生率も県平均に久しぶりに追いつくことができたなど、未来への投資施策も1つずつ形が表れ始める年となりました。
今年は、成長産業や中小企業の生産性向上等の支援を強化し、さらに、子育て環境の充実として、医療費の無償化を高校生まで拡大します。また、誰もが生きづらさを感じることなく、安心して暮らせるまちを目指し、宇部市人権尊重のまちづくり条例(仮)の制定にも着手したいと考えています。
引き続き、物価高騰など目の前の課題にしっかりと対応しながら、人づくりなど未来への投資に注力し、共創のまちづくりを進め、人口減少対策という本市の重要課題に挑戦してまいります。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。

■宇部市議会議長 山下節子
市民の皆様には、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
日常生活や経済活動に大きな影響を及ぼしました新型コロナウイルス感染症は、感染症法上の分類が、昨年5月に5類に変更となり、ようやく以前の日常を取り戻しつつあります。
しかしながら、人口減少・少子高齢化は加速する一方、本市を取り巻く社会環境や経済情勢は大きく変化し、物価高騰対策、脱炭素化の推進、大規模災害に備えた防災対策等、積極的な取組が求められております。
そのため、市民に最も身近な自治体における議会の役割は、今後ますます重要なものになってきております。
私ども市議会は、多様な意見に耳を傾け、市民福祉の向上と市勢発展のため、地方自治体の意思決定機関として、行政の事業執行が適正、的確に行われているか否か監視機関としての役割を果たすとともに、新たな時代に向かって、議会と行政とが協同一致で取り組んでいくことが大切です。
結びに、新しい年が市民の皆様にとりまして、明るく幸せな年でありますよう心からお祈り申し上げまして、新年のごあいさつといたします。

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