※金額や割合は、四捨五入しているため、合計が一致しない場合があります
(1)概況
令和5年度は、「コロナ禍、物価高騰への対応」を第一に、第五次宇部市総合計画前期実行計画に掲げた「暮らし安心・安全」、「たくましい産業育成」、「子ども未来応援」、「まちの賑わい創出」の4つの重点プロジェクトを中心に必要性、効果性の高い諸事業の推進に配慮しました。
また、年度内においては、大雨による災害復旧や物価高騰対策の充実等、緊急の行政需要にも適切に対応しました。
(2)一般会計の決算収支
実質収支 17億9981万円
(3)決算総括
財政状況については、市債残高が前年度に比べ9億5千万円減少するなど健全性を保っていますが、依然増加傾向にある社会保障経費に加えて、今後、新庁舎建設に伴う市債償還も本格化することから、市財政はより一層厳しい状況を迎えることが予想されます。
このため、EBPMを活用して真に必要な実効性の高い施策に取り組むなど、効果的・効率的な行財政運営を推進するとともに、自主財源の確保や市債残高を適切にコントロールするなど、引き続き、財政の持続性にしっかり留意していきます。
■歳入
総額 786億2215万円
〔参考〕市では、市税のうち都市計画税(決算額16億5658万円)を、街路、公園、下水道、市街地開発の都市計画事業に充てています。
■歳出
総額 762億2901万円
■宇部市の台所事情
財政の健全度を測る目安とされる「健全化判断比率」は、基準値を下回り、健全な状態にあります。
財政の弾力性を測る目安とされる「経常収支比率」は、93.9%と前年度より0.1ポイント上昇しています。
市債(借金)残高は、地方交付税の振替となる臨時財政対策債の発行額が元金償還額以下となったことなどにより、減少しました。
市の貯金にあたる基金については、前年度より11億円減少しています。
◇経常収支比率〈普通会計〉
◇市債の残高(市の借金)〈一般会計〉
◇積立基金の残高(市の貯金)〈一般会計〉
■特別会計の決算状況
■公営企業会計の収支の状況
ウェブ番号:1023214
問合せ:財政課
【電話】34-8173【FAX】22-6083
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