■宇部市長 篠﨑圭二
謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年11月22日より2期目の市長職を担わせていただくことになりました。改めて、その重責を受け止め、新たな決意と強い使命感を持って市政運営に当たってまいります。
令和6年を振り返りますと、成長産業分野では、再生医療製品の実用化に向けたプロジェクトが立ち上がり、子育て支援では、子どもの医療費の無償化の拡大や第2子以降の保育料無償化を県内で初めて実施するなど、本市のまちづくりの可能性を確信できた年となりました。
さて、今年は、先人たちから受け継がれてきたときわ公園が開園100周年を迎えますので、市民の皆様と大いにお祝いしたいと思います。
あわせて、「市民交流棟(2期棟)」がオープンし、さらに、「常盤通りにぎわい交流拠点施設」の建築工事がいよいよ始まり、次の100年に向けて、まちのかたちが大きく変わり始めます。
これからも「共創」の視点を大切にしながら、「未来志向型」の挑戦により、”誰もが輝き、賑わいと活気にあふれ、誇りが持てるまち”を市民の皆様と一緒に創ってまいります。
■宇部市議会議長 山下節子
市民の皆様には、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、人口減少・少子高齢化の進行をはじめ、物価高騰、地域経済の活性化、頻発・激甚化する大規模災害に備えた防災・減災対策、AI等の技術革新の進展など、本市を取り巻く社会情勢は急速に変化しており、これらに対応していくためには、様々な手法により積極的な取組が求められております。
そのため、市民に最も身近な自治体における議会の役割は、今後ますます重要になってきております。
このような中、市議会では、喫緊の課題である人口減少・少子化対策のため、人口減少・少子化対策調査特別委員会を設置し、調査・検討を進め、昨年10月に提言書を取りまとめ、宇部市長に提出したところです。
私ども市議会は、行政と一丸となり、この提言書の実行を含め、市民の誰もが輝き交流ひろがる、安心・安全で未来への希望と幸せが実感できるまち、地方こそが成長の主役として、未来を拓く新たな地方創生のまちづくりを進めてまいります。
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