■障害者との共生社会の実現のために
共生社会とは障害の有無に関わらず、老若男女、全ての人がお互いの人権や尊厳を大切にし、支え合い、誰もが生き生きとした人生を享受することのできる社会のことです。
こうした社会を実現するためには、障害のある人を取り巻く「段差などの物理的な障壁」、「制度面の障壁」、「文化・情報面の障壁」、「心の障壁」など、社会に存在するさまざまな障壁を取り除いていかなければなりません。
障害者差別解消法では、行政や民間企業などに対して、障害のある人へ合理的配慮の提供を求めています。また私たち一人一人に対しても、障害を理由とする差別の解消に向けたそれぞれの立場における自発的な取り組みを促しています。
大切なことは、障害のある人もない人も分け隔てられることなく共生する社会を実現するために、何が必要かを一人一人が考え、理解を深めていくことです。あなたができることでいいのです。共生社会の実現のために何ができるのか、私たち自身が考え、行動していきましょう。
市では、12月9日(土)、市民文化会館で「発達障害のピアニストからの手紙」と題した心身障害者(児)の理解促進講演会を開催します。相互の理解を深める一歩を踏み出してみませんか。
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