市長夢日記 Vol.164

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■夢をかたちに
福田　良彦

11月4日、初代岩国領主「吉川広家公」の銅像が、期成同盟会の皆様をはじめ、多くの方々のご寄付・ご尽力により、横山の吉香公園に建立される運びとなり、その除幕式が開催されました。
吉川広家公は、岩国城を築き、城下町を形成すると共に、沿岸の干拓事業を開始するなど、岩国の礎を築いた戦国時代後期から江戸時代前期にかけての武将です。
この度の建立は、広家公の偉業を市の内外に伝え、継承していく上で大きな役割を果たすものと思っています。
また、この銅像は、本市出身で東京造形大学名誉教授の彫刻家、小川幸造氏により制作されました。岩国城と城山を背景に、馬上で槍を携えたその勇壮な姿は、新しい観光資源になるものと期待を寄せています。
折しも、本年は、錦帯橋創建350周年という大きな節目の年にあたります。
広家公の銅像が、錦帯橋同様に岩国の新たなシンボルとして、本市の未来を末永く見守ってくれるものと思います。