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国道2号と国道188号のバイパス整備について

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山口県岩国市

■岩国市のバイパス整備について
幹線道路の整備は、交通混雑の緩和や交通安全の確保、都市間ネットワークの構築による広島広域都市圏内の連携・交流の促進、ダブルネットワークの確保による災害に強い道づくりとして大変重要です。
この他にも、岩国錦帯橋空港や岩国港などの輸送施設への移動時間短縮による観光・ビジネス面での潜在的な地域力の底上げ、岩国市の医療やスポーツ複合施設などが集積する愛宕地区、福祉・交流拠点のまちづくりを目指し整備を進める黒磯地区(いこいと学びの交流テラス)へのアクセス向上など、さまざまな効果が期待されており、岩国市における地方活性化や国土強靭化に欠くことができないものです。
しかし、主要幹線道路である国道2号と国道188号には、大竹市小方から本市長野までの区間に「主要渋滞箇所」が15箇所あり、渋滞緩和が大きな課題となっています。

■「藤生長野バイパス」
国道188号では、通勤時間帯の渋滞発生や異常気象発生時の波浪、交通事故発生時に代替路線が無いなどの大きな課題があります。
こうしたことから、令和元年度に藤生長野バイパスは、岩国南バイパスの終点である藤生町から長野までの区間で事業着手された国道188号のバイパスとして、国土交通省において新規事業化されました。昨年度はこれまで実施した地形測量や地質調査、道路予備設計を基に、地権者などを対象としたバイパス用地の仮幅杭や境界杭の確認などが行われました。今年度から、事業に必要となる土地を買収するための用地交渉に着手する予定です。

■「岩国・大竹道路」
岩国・大竹道路は、区間のほとんどがトンネルと橋で構成され、大竹市御園地区で山陽自動車道に接続し、山手町で岩国南バイパスに接続する計画となっています。
現在、岩国市では室の木インターチェンジ(仮称)から岩国トンネル(仮称)岩国市側入口までの工事用進入路の整備などが行われているほか、和木町でも昨年9月から、トンネル掘削工事が開始されました。今年度も引き続き工事を行いながら、山手トンネル(仮称)のトンネル技術検討委員会では、地質調査などの結果を基に、トンネル構造に関する事項について検討する予定です。

■岩国市の幹線道路のこれから
広島広域都市圏の西の要衝である岩国市にとって、幹線道路は周辺市町と共存共栄していくための重要な都市基盤施設であり、スピード感を持って整備を進めていくことが大切です。
今後も市では、周辺の自治体や関係機関としっかり連携しながら、多くの人々の期待を力に「岩国・大竹道路」と「藤生長野バイパス」の早期完成に向け、官民一体となって幹線道路の整備に取り組んでいきます。

※詳細については、本紙をご覧ください。

問合せ:都市計画課幹線道路整備推進室
【電話】29-5095

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