市長夢日記 Vol.161

26／28

■夢をかたちに
福田　良彦

8月末から9月上旬まで、オーストラリアのシドニーで、世界遺産登録の審査機関であるイコモスの総会が開催され、この中の国際シンポジウムや委員会で、錦帯橋が世界の関係者に紹介されます。
世界遺産登録への取り組みで、今回初めて、錦帯橋が世界の舞台に立てることは、大きな喜びであり、市民の皆様をはじめ、市議会や県の皆様と共に尽力してきた賜物と思っています。
また、国では、現在、世界遺産候補の一覧表の見直しを進めており、この機をとらえ、先月、文部科学省や文化庁を訪問し、要望を行いました。
折しも、本年、錦帯橋は創建350年を迎え、10月1日には祝賀行事を開催します。
こうした中、今年は、市民の宝である錦帯橋が新たな段階へと踏みだす年になるものと感じています。
市としても、この状況を追い風に、錦帯橋の価値や魅力を国内外に広く発信し、世界遺産登録の実現に向けしっかりと取り組んで参ります。