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人権啓発コーナー

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山口県岩国市

■外国人の人権を考えよう

令和5年6月末における在留外国人数は約322万人で、過去最多となりました。日本で暮らす(日本を訪れる)外国人が増える中、言葉や習慣の違い、コミュニケーション不足から、外国人が地域社会で孤立したり、人権侵害を受けたりする事例が少なくありません。
国では外国人との共生社会の実現に向けたロードマップとして、さまざまな背景を持つ外国人を含め全ての人が「安全に安心して暮らすことができる社会」、「能力を最大限に発揮できる多様性に富んだ活力ある社会」、「個人の尊厳と人権を尊重し、差別や偏見なく暮らすことができる社会」を目指しています。
多様なルーツを持つ外国人が多く活躍するラグビー日本代表は、昨年行われたラグビーワールドカップ2023フランス大会で、強豪国相手に善戦を繰り広げました。日本代表のリーチマイケル前主将は「今の日本代表は多様性のあるチーム。違う個性がお互いに影響を与え合って、毎年チームが強くなった」と語っていました。
スポーツに限らず、誰もが暮らしやすいまちの実現のためには、お互いの文化や習慣の違いを正しく理解し、コミュニケーションを深めるとともに、それぞれの多様性を受け入れ、お互いを尊重し合うことが大切なのではないでしょうか。

人権研修のお問い合わせ:人権課
【電話】29-5080

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