■5年に一度の定期健診
◇錦帯橋の健全度調査(強度試験)
9月17日〜21日、早稲田大学理工学術院総合研究所の協力の下、平成の架け替え後、5回目となる錦帯橋の健全度調査が行われました。
この調査は昭和38年から5年ごとに行われ、調査期間中、橋の振動試験や載荷試験などを実施し、橋の安全性を確認しています。
17日から始まった調査では、早稲田大学の学生が橋の上を走ったり、軽く足踏みしたりしながら橋に振動を与えていき、設置したセンサーでデータを測定していました。
21日には岩国高等学校の生徒約130人が重し役として、橋の上に並んで荷重を掛ける調査が行われ、橋のたわみ具合を確かめていました。
12月には橋の腐朽具合を調べる老朽調査や保全工事が行われる予定です。
市では今後も定期的なメンテナンスを行い、錦帯橋の保存・継承に取り組んでいきます。
問合せ:錦帯橋課
【電話】29-5107
■企業誘致や関係人口の創出
◇東京ゲームショウ2024初出展
9月26日~29日、千葉市の幕張メッセで東京ゲームショウ2024が開催されました。
東京ゲームショウは、国内外のエンターテインメント企業や団体などが集う国内最大級の総合展示会で、岩国市が県内の自治体では初めてブースを出展しました。
今回の出展は、岩国市への企業誘致と関係人口の創出を目的として行われたもので、26日・27日のビジネスデイには、市への企業誘致に向けて、多くの企業との商談が行われました。
28日・29日の一般公開では、市を応援し盛り上げるコミュニティーである岩国市公式ファンクラブの周知や錦帯橋の世界遺産登録推進PRなど、市内の魅力を発信しました。
市では今後も企業進出による雇用創出、関係人口による地域の活性化につながる取り組みを進めていきます。
問合せ:
・商工振興課【電話】29-5110
・シティプロモーション課【電話】29-5012
■岩国の景観を未来に残す
◇なぞとき古地図景観まちあるき
10月5日、岩国城下町・横山地区で「なぞとき古地図・景観まちあるき」が行われました。
このイベントは、市の景観まちづくり事業の一環として行われ、景観が地域の財産であることの理解促進や、保全意識の向上を目的に実施されています。
参加者は、岩国徴古館の職員から城下町の歴史を学んだ後、江戸時代に描かれた古地図を片手に、5つのチェックポイントにある問題を解きながら岩国城下町・横山地区の町並みを散策しました。
また町を歩きながら100年後も残したいお気に入りの景観を写真に収め、参加者同士で見せ合ったり、みんなの前で発表したりしました。
イベントを終えた小学生は「謎解きをしながら、歴史を勉強できて楽しかった」と笑顔で話していました。
市では今後もこうしたイベントを通して、景観の魅力発信に取り組んでいきます。
問合せ:景観整備課
【電話】29-5162
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