■節目を迎えて成長を誓う
▽二十歳のつどい
成人の日を翌日に控えた1月7日、市民文化会館で二十歳のつどいが開催されました。
あでやかな振り袖や真新しいスーツに身を包んだ954人は、晴れやかな表情で式典会場へ集まりました。
式典では、市民憲章の唱和や市歌の斉唱などに続き、参加者を代表して、二十歳のつどい実行委員が「これからもたくさんの出会いやさまざまな経験を重ねていき、大きな夢や目標に向かって自分の決めた道を信じて進んでいきます」と二十歳の誓いを述べました。
また式典後の祝賀行事では、恩師からのビデオメッセージ上映などが行われ、懐かしい中学時代の恩師の登場に歓声が上がりました。
大人としての決意を新たにした参加者は、久しぶりの友人との再会を喜び記念写真を撮ったり、懐かしい思い出話に花を咲かせたりして、二十歳の節目を祝い合いました。
問合せ:生涯学習課
【電話】29-5210
■障害を理解し支え合う社会に
▽心身障害者(児)理解促進講演会
12月9日、市民文化会館で心身障害者(児)理解促進講演会が開催されました。
この講演会は障害者などの理解を深め、共生社会の実現を図る目的で毎年開催されています。
今年度は、発達障害を抱えるピアニストの野田あすか氏のミニ演奏会と、あすか氏の母である野田恭子氏による「発達障害のピアニストからの手紙~どうしてまわりとうまくいかないのか?~」と題した講演が行われました。
講演では、あすか氏が周囲とうまくいかず悩み続けた半生が語られ、もっと早くに発達障害と分かっていたらと話し、あすか氏が10年後の自分宛てに書いた手紙が読み上げられました。
ミニ演奏会では、障害と向き合いながら心の音を奏でる、あすか氏による自作曲を含めたピアノ演奏や手話をしながらの歌唱、歌に込めたエピソードなどが披露され、会場はやさしい音色と大きな感動に包まれました。
問合せ:障害者支援課
【電話】29-2522
■市民活動を知るきっかけに
▽いわくに市民活動支援センター登録団体によるパネル展
12月25日から1月11日まで、市役所で、いわくに市民活動支援センター登録団体によるパネル展が開催されました。
このパネル展は、登録団体の日頃の活動を多くの人に知ってもらい、市民活動に関する理解と関心を深めることを目的として行われました。
まちづくりや環境、福祉関係などの分野で活動している登録団体が、これまでの活動の写真などを、工夫を凝らして1枚のパネルにまとめて展示しました。
パネル展を訪れた人は「岩国でこれだけ多くの市民活動団体が活動していることを知る良い機会となりました」と話してくれました。
いわくに市民活動支援センターでは、市民活動団体に対して、補助金などの情報の提供、相談などを行っています。今後も主体的な市民活動を支援し、市民と行政の協働によるまちづくりを目指していきます。
問合せ:地域づくり推進課
【電話】29-5015
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