■子供のいじめ防止・根絶に向けて「みんなが主役~さりげなく手をさしのべて~」
いじめは、いじめを受けた児童生徒の教育を受ける権利を著しく侵害し、その心身の健全な成長や人格の形成に重大な影響を与えるだけでなく、その生命または身体に重大な危険を生じさせる恐れがあります。
令和5年8月23日、岩国市教育センターで「岩国・和木いじめ問題子どもサミット」が開催され、岩国市と和木町の全17中学校から代表者が集まりました。
代表者は、各中学校区で小学生と中学生が協力して作成したSNSトラブル防止項目を発表し、岩国・和木地区の「SNSトラブル防止チェックリスト」の案をまとめました。また1万人の児童生徒が投票を行い、みんなでチェックリストを完成させました。
教育委員会では「岩国市いじめ問題対策サイクルプラン」を定め、このサミットをイベントとして終わらせず、「みんなが主役~さりげなく手をさしのべて~」というスローガンのもと、子供たちがいじめ問題を自分の事としてとらえ、主体的な行動へとつながるように、プランに沿った取り組みを活性化させています。
今後も子供たちが安心して学校生活や日常生活を過ごせるように、一人一人を主役とした取り組みを展開し、関係機関と連携しながら、子供たちの豊かな学びと育ちを支えていきます。
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