■誓いを胸に新たな一歩
▽二十歳のつどい
成人の日を翌日に控えた1月12日、市民文化会館で二十歳のつどいが開催されました。
会場には昼過ぎから、色鮮やかな振り袖や真新しいスーツに身を包んだ参加者が続々と集まり、友人との再会を喜び合う姿が見られるなど、辺りは華やかな雰囲気に包まれました。
式典では、市民憲章の唱和や市歌の斉唱に続き、福田良彦市長が「今後大きな壁にぶつかったとしても家族や友人、恩師の言葉を忘れず、自分を信じて勇気を持って進んでほしい」と式辞を述べました。
また参加者を代表して、二十歳のつどい実行委員が家族や友人への感謝の気持ちを述べるとともに、「これからも多くの経験を積み重ね、大人の自覚を持ち、夢や目標に向かって自分の決めた道を信じて進んでいきます」と力強く誓いました。
式終了後も、会場には参加者の笑顔があふれ、節目の日を祝福し合っていました。
問合せ:生涯学習課
【電話】29-5210
■錦帯橋を将来に受け継ぐために
▽錦帯橋の健全度調査(老朽調査)および保全工事
12月21日〜24日、早稲田大学理工学術院総合研究所の協力の下、錦帯橋の健全度調査が行われました。この調査は9月に実施した強度試験と今回行った老朽調査があり、5年ごとに橋の健康状態を調べています。
老朽調査では、木を叩いて音を聞き比べる打音検査、木材の水分量を測る含水率測定、腐朽の範囲測定などが順次行われました。また人が渡る橋板の部分がどれくらいすり減っているかを測る調査も行われ、錦帯橋の現状を確認していました。
この調査と合わせて、錦帯橋のメンテナンスとして、12月から3月中旬まで保全工事が行われる予定です。
工事期間中は錦帯橋に足場を架設し、シートを設置して、橋の木部の寿命を延ばす防腐処理を行ったり、傷んだ部分を補修したりします。
市では錦帯橋を後世に残すため、今後も維持修繕に取り組んでいきます。
問合せ:錦帯橋課
【電話】29-5107
■子育てしやすい街を目指して
▽幼児健康診査のデジタル化
市では、令和4年1月から、母子健康手帳アプリ「母子モ」を活用した「母子モ♡いわくに」を導入し、妊娠中からの記録や予防接種のスケジュール管理、県・市からの子育てに関するお知らせ、イベント情報などを提供しています。
2月からは保護者が、より便利に手続きを行えるように、岩国市保健センターで実施する、1歳6カ月児と3歳児の幼児健康診査のデジタル化を開始します。
健診案内文が届いた保護者は記載された二次元バーコードを「母子モ」で読み取ることで、時間や場所を問わずに、スマートフォンから問診票の記入や提出をすることができ、健診結果もスマートフォンで見ることができます。
市は今後も「子育てするなら岩国市」を合言葉に、さまざまな子育て支援事業の展開や子育て環境の充実に取り組んでいきます。
問合せ:こども家庭課
【電話】29-5099
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