文字サイズ
自治体の皆さまへ

未来を拓き活力に満ちたまちづくり 令和5年度平生町の予算

6/39

山口県平生町

一般会計 歳入歳出総額 58億300万円

第五次平生町総合計画の3年目を迎え、将来像である「自然豊かな活気あふれる幸せのまち 平生」の実現に向けて、希望をもって輝き続ける次世代につながる取組みを進めていきます。
総合計画の基本目標を踏まえ、少子化対策、地域資源を活用した地域ブランド戦略を重点施策事業と位置づけ、予算編成を行いました。

◆一般会計の主な特徴
一般会計の予算規模は、58億300万円で前年度と比較して1億1000万円、1・9%増加しています。道路橋梁補修事業や保健センター改修事業の増額が増加の主な要因です。
歳入では、町税は景気回復傾向等を踏まえ、前年度と比較して全体で約3300万円、2・6%の増額を見込んでいます。
また、地域が抱える多様なニーズや諸課題の解決に向けた財政需要に対応するため、財政基金から1億8510万4千円を繰入れることとしています。
歳出では、少子化対策として、紙おむつ等の育児用品購入費用を支給する「カンガルーノひらお育児応援事業」を実施するほか、医療費無償化の対象を18歳までに拡充するなど、安心して出産・子育てができる環境を確保します。
また、地域資源を活用した地域ブランド戦略として、引き続き『イタリアーノひらお』の推進を図るため、地元農業高校との連携によるオリーブの特産品化に向けた研究やシティプロモーション事業による関係人口の創出など、さまざまな事業を展開します。

◆特別会計の主な特徴
国民健康保険事業、後期高齢者医療事業では保険給付費が増加、介護保険事業では介護給付費が減少する見込みです。
特別会計全体(下水道・漁業集落環境整備事業を除く)では、前年度と比較して80万4千円減少しており、一般会計からの繰入金は752万2千円増加しています。

◆企業会計の主な特徴
下水道事業特別会計および漁業集落環境整備事業特別会計は、地方公営企業法の適用により、本年4月から下水道事業会計へ移行しました。
下水道事業会計の予算規模は、11億6048万円となり、前年度と比較して2億6952万2千円増加しています。
企業会計への移行に伴い、減価償却費などの現金を伴わない費用を計上したことによるものです。

(注)記事内の金額は1万円未満を端数処理しているため、各図表における構成比の内訳と合計などが一致しないことがあります。

◆用語解説
▽歳入
【町税】町民税や固定資産税などの税金
【繰入金】基金などから繰り入れたお金
【使用料・手数料】施設の使用料や住民票の発行手数料など
【繰越金】前年度から繰り越したお金
【地方交付税】町の財政状況に応じて国から交付されるお金
【国庫支出金】国からの補助金や負担金
【町債】国や銀行からの借入金
【県支出金】県からの補助金や負担金
【地方消費税交付金】地方消費税から配分されるお金

▽歳出(目的別)
【民生費】高齢者や障がい者、児童などの福祉向上
【総務費】住民登録や町税の賦課徴収、庁舎管理、防犯対策、選挙など
【土木費】道路、公園、河川の整備など
【公債費】借り入れた町債の返済
【衛生費】健康増進、疾病予防、環境対策など
【教育費】学校教育、生涯学習、スポーツ振興など
【消防費】消防、防災対策など
【農林水産業費】農業、畜産業、水産業の振興など
【議会費】議会運営
【商工費】産業政策、商工業、観光振興など
【労働費】勤労者支援など

▽歳出(性質別)
【人件費】職員の給料や手当、議員の報酬など
【扶助費】福祉や医療に関する障がい者の支援、児童手当など
【普通建設事業費等】道路や公園、学校、保育園の建設および災害復旧など
【物件費】旅費や消耗品費、光熱水費、施設管理の委託料など
【補助費等】補助金や負担金など
【繰出金】特別会計の収入を補う経費

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU