地域おこし協力隊 菅野久美子の活動日誌

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『オリーブの豊作に向けた準備【土壌改良】』

平生町に来て初めてのお正月が過ぎ、新しい1年が始まりました。
寒い日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
オリーブにとっても、年明けとともに早くも秋の収穫に向けた準備が始まります。
昨年10月の収穫後、たくさん実をつけてくれた樹にお礼の肥料を撒き、しばしお休みしてもらっていましたが、新芽をつける春先に向け、土壌改良を行うことから今年の作業が始まります。
まずは寒さの中、たくましく生えてきた草や枯草を刈り、表面をきれいにしたところで町内の牧場で購入した牛糞堆肥を撒きます。最初に牛糞堆肥を撒くと聞いたとき、堆肥を見たことがなかった私は水分が含まれていて臭いがするものかと思っていました。
ですが実際に見てみると、微生物に分解されていますのでさらさらしていて匂いもなく、繊維質が多く含まれていることが分かりました。完熟した堆肥は肥料成分が少なく肥料としての効果はあまり期待できませんが、まだ樹が冬眠状態の今の時期に撒くことで、春先に向けてじわじわと土中の微生物の活動を促し土を柔らかくしてくれるそうです。
今年は昨年以上の収穫量になることを目指していますので、まだ寒い今のうちからしっかり準備し、春先にはたくさんの花芽を付けてくれるといいなと思っています。

問合せ：町役場産業課
【電話】56-7117