『オリーブ収穫に向けての準備を進めています!』
年明けから土壌改良、剪定、施肥とお世話をしてきたオリーブですが、5月に花が咲き結実し、いよいよ実が大きくなってきました。樹がだいぶ大きくなってきたからか、雨が多かったからなのか、昨年はほぼ見かけなかったオリーブアナアキゾウムシが今年は多く発生しています。
オリーブアナアキゾウムシはオリーブの天敵で、多くの場合、樹の根本付近に卵を産み付け、幼虫が樹の柔らかい部分を食べながら幹の中をぐるっと回ります。早めに発見することができれば幼虫を掻き出すことで対処できるのですが、気付くのが遅くなってしまうと樹が枯れてしまうこともあります。
活動期は3月から11月と長く、成虫も幼虫も越冬しますので、草刈りや日々の作業をしながらも、ゾウムシがはいってないかほぼ一年中注意を払う必要があります。
まだまだ先だと思っていた収穫まであっという間にあと2カ月、これから台風シーズンに突入しますが、ゾウムシに気を付けながら台風対策もしっかり行って、多くの実を収穫できるよう頑張っていきたいと思います。
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