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こんにちは保健師です

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山口県平生町

『9月は食生活改善普及月間です~食塩摂取量減少に向けた取り組みについて~』

Q.塩分をとりすぎるとなぜ高血圧になるのでしょうか?
A.塩分の取りすぎによって、血液中の塩分(ナトリウム)濃度が上昇すると、血液中の塩分濃度を薄めようと血管の中の血液量が増え、血液を送るための圧力が上がると言われています。
また、塩分(ナトリウム)は腎臓によって体外に排出されますが、塩分を多く摂取すると、腎臓にある交感神経が刺激されて、それに伴い塩分の排出が抑制され、さらに血圧が上がるという悪循環に陥ることがわかっています。

◆塩分の取りすぎは高血圧以外にもさまざまな疾患を引き起こします
▽骨粗しょう症
塩分摂取によりカルシウム排出量がふえると、カルシウム不足を補うため骨からカルシウムが溶け出し、骨粗鬆症の一因になります。

▽胃がん
塩分の取りすぎにより胃の中の塩分濃度が高まり、胃の壁を保護している粘液を剥がしてしまいます。

上記のほか、心臓病・動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞・脳卒中などの疾患にもかかりやすくなります。

◆1日あたりの食塩摂取量の目安は成人男性が7.5g未満、女性が6.5g未満です。
普段食べている食品には、多くの塩分が含まれていることがあります。
・しょうゆ 小さじ1杯 0.8g
・みそ汁 1杯 1.2g
・かけうどん 1杯 5.0g
・食パン6枚切り 1枚 0.8g
・ロースハム 2枚 0.7g

日々の食事では、次の点に気を付けて塩分摂取量を抑えてみましょう。

◆塩分を減らすためのコツ
1.醤油やソースはかけずにつける
調味料はかけるよりも小皿にとり、つけて食べるほうが量を抑えることができます。

2.風味をつけた味付けにする
塩味ではない酸味(酢、レモン汁)や香辛料(カレー粉、わさび、生姜)など味のアクセントになる調味料や、だしのうまみは料理全体の味を引き上げるので、塩味が少なくても気にならなくなります。

3.加工食品を控える
ハム・ソーセージ・缶詰などの加工食品は塩分が多く入っています。できる限り控えることが重要です。

問合せ:町保健センター
【電話】56-7141

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