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二〇二五 迎春

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山口県平生町

平生町長 浅本邦裕

皆様、明けましておめでとうございます。輝かしい令和7年の新春をお健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
昨年は、元日に石川県能登半島地震が発生し、家族や親族が集まっていたという被災者の方々も多く「災害は時と場所を選ばない」ということを改めて痛感させられた年明けとなりました。町では、被災地の1日も早い復旧・復興を願い、救援物資や義援金の提供のほか、応援職員を派遣するなどの支援を行ってまいりました。このような大規模災害に備え、秋には、職員を対象とした「災害対策本部設置・運営訓練」を実施し、職員の更なる災害対応能力向上と各業務の連携強化を図りました。今後も訓練を重ね防災体制の強化に努めてまいります。
イタリアをテーマとしたまちづくり事業(イタリアーノひらお)についても、継続した取組みを行っております。阿多田オリーブパークのオリーブは、今期もたくさんの実をつけてくれました。収穫したオリーブからは、平生町産100%のオリーブオイルを搾油しており、既に特産品オイルの試作品を作成しております。もう少しで皆様にお披露目できると思いますので、どうぞ楽しみにお待ちください。
また「イタリアーノひらおシティプロモーション」も実施し、メルカートの開催やプロモーションビデオの作成、グッズの製作・配布を行うと同時に「イタリアーノひらお」の一環として、アート活動による地域活性化を図る取組みを進めております。昨年10月に、平生町地域おこし協力隊員として、山口ふく太郎・ふく子さんが着任され、町内のイベント等を盛り上げていただきました。
これからも、テレビやSNS等で平生町の魅力を発信していただき、町の活性化につなげてまいります。
安心して子どもを産み育てられる環境を整備するため、子育て世代包括支援センターおよび子ども家庭総合支援拠点を設置し、妊娠や出産、こども・子育てに関する相談支援を行っているほか、昨年には、児童手当支給事業において、所得制限の撤廃、対象を高校生年代まで延長するなどの拡充および第2子以降保育料無償化事業に取り組みました。
4月には、こども家庭センターを開設し、切れ目のない相談支援体制の拡充に努めてまいります。
国道188号柳井・平生バイパスは、柳井地区広域圏における主要幹線道路の主軸として位置づけられており、圏域内外を連絡する道路ネットワークを構築し、慢性的な渋滞解消、防災、観光など、複合的な課題に応えるものでもあります。圏域市町間で連携し、当バイパスの早期完成に尽力してまいります。
今後も平生町が快適な住環境および充実した子育て環境を整備した魅力ある町となるよう、引き続き、子育て支援、関係人口の創出および定住促進に係る事業を積極的に進めてまいります。
昭和30年1月1日に1町3村が合併し、本年で70周年を迎えることとなりました。これまで町を支えてくださいました皆様に心から感謝申し上げますとともに、今後とも変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げ新年のご挨拶といたします。

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