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令和七年 二十歳のつどい

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山口県平生町

1月12日、町武道館で二十歳のつどいが行われ、76人が参加しました。
式典では、参加者を代表して、叶山陽平さんと弘中七海さんから「二十歳の誓い」の発表があり、式典後に行われた記念行事では、小中学校時代の恩師と再会し、当時の話や写真撮影で盛り上がっていました。行事の最後には「ふるさと平生の魅力PR抽選会」として、町内事業者から参加者へお祝いの品が贈られました。
参加者は、久しぶりに仲間と再会した喜びを分かち合うとともに、二十歳としての自覚と責任をより一層深めました。

◆「二十歳の誓い」

(叶山)
本日は、二十歳を迎え新たな一歩を踏み出す私たちのために盛大な式典を開催してくださり、誠にありがとうございます。お祝いの言葉をいただいた浅本町長をはじめ、ご多用の中ご出席いただいたご来賓の皆様、本式典開催に向けてご尽力いただいた関係者の皆様に、深くお礼申し上げます。
こうして、人生の大きな節目を迎えられたことを大変嬉しく思います。育ててくれた家族はもちろん、これまで私たちにご指導いただいた先生方、多くの時間を共有した仲間、様々な形で献身的にサポートしてくださった地域の皆様のおかげで本日を迎えることができました。
私は現在、高校の社会科教員になるため、大学で地理学を学んでいます。地理学系の専門的な知識や理解を深める授業に加えて、教職過程を履修し、教員となるための学習にも取り組んでいます。また、体育会に所属し、小学2年生から続けている剣道の修練に励んでいます。
日々の稽古や合宿を通して、全国から集まったレベルの高い選手たちと切磋琢磨することで、競技力だけでなく精神力も向上していると感じています。
卒業後は地元である山口県で教職に就くことを希望しています。小中高校でお世話になった尊敬する先生方や今まで温かく見守ってきてくださった地域の方々に恩返しと感謝の気持ちをもち、誇りに思ってもらえるような教員になりたいと考えています。

(弘中)
私はいま、広島の大学で問題解決の方法を探求しています。中学生、高校生時代に、平生町の地域課題の解決に向け、どうすれば貢献できるのだろうと考える機会があったことが、この専攻を志望したきっかけとなりました。地域の方々や先生方が、常に温かい眼差しで見守り、私たちに多くの経験をさせてくださったからこそ、こうした志を持つことができたと思っています。
近年は、先行きの見えない時代だといわれています。答えも多様化し、「これが正解」というものはなくなりました。私たちがこれから選ぶ道にも、無限の可能性があります。たくさんの方に注いでいただいた愛情を胸に、それぞれが信じた道を進み、いつか平生町に少しでも恩返しできるよう精進してまいります。
私たちは二十歳を迎えましたがまだまだ未熟です。より一層のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。簡単ではございますが以上で代表挨拶といたします。本日は誠にありがとうございました。

令和七年一月十二日

代表
叶山 陽平
弘中 七海

◆ふるさと平生の魅力抽選会の様子
二十歳をお祝いして、地元の多くの事業者から寄せられたお祝いの品を参加者にお渡ししました。

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