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新年のごあいさつ

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山口県柳井市

柳井市長 井原健太郎

新年あけましておめでとうございます。新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
さて、今年は辰年です。辰年は、活力が旺盛になって大きく成長し、形の調ととのう年だと言われています。企業誘致や子育て応援、定住促進の取り組みが成果をあげつつある中、本年も市民の皆様とともに、「柳井で暮らす幸せ」の実現のために、全力を尽くしてまいります。

◆みどりが丘図書館の開館
約10年にわたる柳井商業高等学校跡地利活用の取り組みを経て、事業の中核施設である「みどりが丘図書館」が、夏休み前にいよいよ開館します。
2月にはオープンに先立って見学会を開催します。図書館機能、市民活動支援機能、子育て支援機能、カフェなどの全容を、この機会にぜひご覧ください。
なお、現在の図書館は3月10日にフィナーレイベントを開催し、3月24日に閉館、サンビームやないの開館とともに始まった37年余りの歴史に幕を閉じます。

◆スポーツのまち柳井の躍進
全国大会6連覇中の柳井商工高校バドミントン部女子には、本年も全国にその名を轟かせてくれることと大いに期待しています。
また、昨夏のバスケットボールワールドカップでの華々しいプレーが記憶に新しい河かわむら村勇ゆうき輝選手や、バドミントンの保ほき木卓たくろう朗選手ら本市出身の選手の世界を舞台にした活躍を、パブリックビューイングなどを企画することで、多くの市民の皆様とともに後押しします。

◆企業誘致の強い取り組み
南浜の工場跡地への株式会社トクヤマの進出を始め、平成30年以降の進出協定締結件数は、現在のところ17件に上ります。2月にも新たに1件の締結を予定しており、ここ数年で数多くの企業誘致が進展しています。
特に若い世代が定住するための大前提となる働く場の確保に向けた取り組みを、引き続き強力に推し進めていきます。

◆子育て応援のまちへ
県下トップクラスの子育て応援施策として、所得制限が無く高校3年生までを対象とする子ども医療費の無償化や中学生の学校給食費の無償化を実施しています。
さらには、定住促進策として、民有地に住宅を新築または購入した子育て世帯に対し、最大100万円を補助しています。昨年12月15日現在で87件の申請があり、うち36件、41%は市外からの転入です。

◆誰にもやさしいまちづくり
高齢者の移動手段の確保と公共交通の運転手不足が全国的な課題となるなか、本市では、タクシーや路線バスの利用助成券の配布や予約制乗合タクシーの充実により、お買い物や趣味など、人と地域、人と人とがつながり続けられる環境の整備に、引き続き注力していきます。

◆地域経済の活性化
物価高騰対策として、昨夏に続き今春、5,000円分の「やない暮らし応援買物券」をすべての市民の皆様に配布するなど、本市独自の生活支援と市内経済の活性化に向けた取り組みを実行します。

◆水道事業の広域化
水道事業においては、本市を始め広域圏の1市4町2企業団により、来年、令和7年4月1日の経営統合に向けて検討を進めています。事業の一層の効率化、人材確保などを図り、将来にわたって安心・安全な水を届けられる持続可能な体制の構築をめざします。

◆市民総参加のまちづくり
今後のさらなる少子化、高齢化、人口減少の中でも、住民が自ら地域の未来の設計図を描いていく「地域の夢プラン」、学校を拠点に学校区ごとの地域づくり「スクール・コミュニティ」構想、頻発化・激甚化する自然災害へ備える「自主防災」、そして、人々が集い、つながり、学びあう市民活動の一大拠点である「みどりが丘図書館」など、市民参加の場面を多様に創出していくことで、多くの市民に「柳井で暮らす幸せ」を自ら実現・実感していただけるよう、本年も市の総力を挙げて取り組んでまいります。

結びに、皆様のご健勝、ご多幸を心からお祈り申し上げ、新年のご挨拶といたします。

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