健康 and すくすく

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■タバコが及ぼす体への悪影響
タバコの煙には多くの有害成分が含まれています。喫煙はがんや脳卒中、心筋梗塞、慢性閉塞性肺疾患などの病気のリスクを高めると言われています。

▽喫煙が及ぼす体への影響
・スモーカーズフェイス
※肌にハリがなくなり、目元や口元のシワが増えることで実年齢より高く見える顔のこと。
・歯周病、口臭
・肌荒れ
・冷え
・薄毛、白髪
・味覚が鈍くなる
・骨がもろくなる

▽受動喫煙
火のついたタバコから出る煙を周囲の人が吸い込む「受動喫煙」の場合も同様のリスクがあります。
例えば、ヘビースモーカーの夫をもつ女性は、肺がんの死亡リスクが2倍になることも分かっています。特に小児や妊婦への影響は大きく、小児だと呼吸器疾患や乳幼児突然死症候群、妊婦では低体重児や早産のリスクを高めると言われています。

▽禁煙の効果
禁煙すると、がんや脳卒中などさまざまな病気の発症率や死亡率は確実に下がります。これはすでに何らかの病気を持っていても同じです。また、呼吸が楽になったり、食事がおいしく感じるなど、日常生活をより快適に過ごすことができます。
禁煙年齢が若いほど健康改善の効果は高くなりますが、長年喫煙している人でも、何歳からでも、禁煙の効果は表れます。
30歳で禁煙した人は非喫煙者と同様の余命が期待でき、50歳で禁煙しても余命は6年長くなることがわかっています。禁煙に遅すぎることはありません。

▽タバコに含まれる主な有害物質

▽知っていますか?禁煙外来
禁煙外来はタバコをやめたい人のための専門外来です。カウンセリングや生活指導といった精神面での禁煙サポートや、ニコチンガム・ニコチンパッチを使用した禁煙治療などが行われます。
次の項目に当てはまる人は、保険適用で受診することができます。
市内には禁煙外来を実施している医療機関や禁煙支援薬局もあり気軽に相談できます。
禁煙外来の保険適用の条件：
・ただちに禁煙しようと考えている人
・禁煙指数(1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上の人
・35歳以上の人
・ニコチン依存症のスクリーニングテストで5点以上の人
・禁煙治療を受けることに同意した人

▽禁煙の身体的効果

問合せ：健康医療対策課健康増進係
【電話】0855-52-7935

■子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)接種のお知らせ
令和5年4月1日より、9価HPVワクチンを無料で接種できるようになりました。

▽対象となる人
(1)定期接種
小学6年生から高校1年生相当の女子
※中学1年生女子には個別案内しています。
(2)過去に子宮頸がん予防ワクチンを合計3回受けていない人(キャッチアップ接種)
平成9年4月2日～平成19年4月1日生まれの女子
※令和7年3月末まで実施中の救済措置も無料で接種できます。
接種場所：予防接種委託医療機関

▽ワクチン接種時の注意
・これまでに2価または4価ワクチンで3回接種を完了した人は、定期接種として9価ワクチンを追加で接種することはできません。
・2価または4価ワクチンを1回目または2回目まで接種している人は、原則として同じ種類のワクチンで接種を完了することをお勧めします。
ただし、厚生労働省は、交互接種について「交互接種における安全性と免疫原性が一定程度明らかになっていることや海外での交互接種に関する取り扱いを踏まえ、すでに2価あるいは4価HPVワクチンを用いて定期接種の一部を終了した者が残りの接種を行う場合には、適切な情報提供に基づき、医師と被接種者等がよく相談した上で、9価HPVワクチンを選択しても差し支えない」としています。この場合は、医師と相談してください。

問合せ：子育て支援課子育て支援係
【電話】0855-52-7487