『花粉症を予防しよう』
花粉症は、花粉に対するアレルギーです。くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状が出ます。数年から数十年かけて花粉をくり返し浴び続けると、ある日突然症状が出ることがあります。
まだ、花粉症になっていない人が、花粉をできるだけ避けることで、将来の発症を遅らせることができます。
◆花粉はいつ多くなるの?
花粉の種類によって異なりますが、スギ花粉については、2~4月頃に飛散します。次のような天気の日に多く飛びます。
・晴れて、気温が高い日
・空気が乾燥して、風が強い日
・雨上がりの翌日
◆どうすれば花粉症を予防できるの?
◇花粉を室内に持ち込まない
・花粉が付きにくく露出の少ない服装を心がけましょう。
・手洗い、うがい、洗顔、洗髪で花粉を落としましょう。
・換気方法を工夫しましょう。
・洗濯物や布団の外干しを控えましょう。
◇花粉を避ける
・顔にフィットするマスク、メガネを装着しましょう。
・花粉飛散の多い時間帯(昼前後と夕方)の外出を避けましょう。
◆花粉症の治療は?
◇対症療法
内服薬、点鼻薬、点眼薬それぞれを組み合わせて花粉による症状を抑えるための治療法です。
◇免疫療法(アレルゲン免疫療法)
スギ花粉の成分が含まれた薬剤を定期的に投与します。花粉の成分に体が慣れるようにして、スギ花粉が体内に入ってきてもアレルギー反応が発生しないようにするための治療法です。
(参考:厚生労働省のホームページ)
問合せ:保健センター
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