令和7年 年頭のあいさつ
田布施町長 東 浩二
新年あけましておめでとうございます。
皆様には、令和7年の新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
さて、田布施町は、本年1月1日に、合併70年という記念すべき年を迎えました。今年は様々なイベントや大会などを通じ、皆様と一緒にお祝いをするとともに、80年、100年と、この素晴らしいふるさと田布施が更に発展していける良い機会にできればと思います。
現在、少子高齢化や人口減少の進行、自然災害の増加や激甚化、加えて環境意識の高まり、加速化するデジタル化や情報通信技術の進展など、地方自治体を取り巻く情勢は大きく変化していますが、町では、町政の基本方針を『子育てに優しいまち』、『安全・安心なまちづくり』、『支え合い、共助のまちづくり』、『美しくて魅力ある農業・農村地域づくり』、『行政・地域のデジタル化』、『公共施設等の老朽化対策』とし、激動する時代の変化にも対応した新しいまちづくりを進め、全ての町民の皆様が、このふるさと田布施で、笑顔でずっとお暮らしいただけるよう、これからも『住みやすさ』を更に磨いていきたいと思います。
令和6年度は、田布施町LINE公式アカウントの開始、麻里府公民館の移転整備事業、スポーツセンター第1体育館の大規模改修、小学校水泳授業のスポーツセンター移行など新たな課題にも取り組み、また、最重要施策としております子育て支援策として、おむつ定期便、妊娠出産・子育て支援給付金、産前・産後サポート事業や産後ケアの拡充、保育料の第2子以降無償化、高校生までの子ども医療費の完全無償化など、子育て世代の負担軽減を図っているところです。
また、新たな取組として、全国的な問題となっている地域公共交通の維持確保に向け、国土交通省の共創プラットホーム実証モデル事業として、AIを使った予約型定額乗合タクシーの運行を2月3日から始めることとしております。ご利用も、全ての町民を対象としておりますので、是非、多くの皆様の利用申し込みをお待ちしております。
また、人口減少が進む中、移住定住や若者の定住対策を進めるためには、地域の魅力アップや賑わいの創出が欠かせないことから、今年もたぶせ桜まつり、桜ロードレース大会、岸辺のステージ、TABUSE 3×3 TAIKO CUPなどの各種イベントの充実を図りたいと考えております。
結びに、新しい年が、皆様にとりまして、素晴らしい年になりますよう祈念申し上げまして、新年のごあいさつといたします。
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