文字サイズ
自治体の皆さまへ

保健センターだより

13/33

山口県田布施町

『適切な体重管理で健康づくりを』

近年、若い女性は細くスレンダーな体形の人が多いと思いませんか?20代女性の5人に1人はやせ(低体重)で、朝食を食べない傾向があり、エネルギーや栄養素の摂取不足が心配されています。
若い女性のやせは卵巣機能の低下や低出生体重児を出産するリスクがあり、高齢期における運動器の障害(ロコモ)や虚弱(フレイル)のリスクも高くなります。
若い頃から食生活や運動習慣を整えて、年齢に応じた適正体重をキープすることが大切です。

■自分の体格(BMI)を知ろう
BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
【例】身長160cm、体重47kgの場合
47(kg)÷1.6(m)÷1.6(m)=18.4→やせ

◇目標とするBMI(男女共通)

※参照『日本人の食事摂取基準(2020年版)』
※体重管理の目標とするBMIは年齢によって異なります。特に高齢者ではフレイル(虚弱)の予防と生活習慣病予防の観点から、BMI21.5以上が目標となっています。

■バランスのよい食事とは?
1食分のバランスのよい食事の目安は、主食・主菜・副菜の揃った食事です。
・『主食』を中心に、エネルギーをしっかりと
主食…炭水化物の供給源となるごはん、パン、めん類などの穀類

・『主菜』を組み合わせてたんぱく質を十分に
主菜…たんぱく質の供給源である肉、魚、卵、大豆・大豆製品などを主材料とする料理

・不足しがちなビタミン・ミネラルを、『副菜』でたっぷりと
副菜…ビタミン・ミネラルの供給源となる野菜、きのこ、海藻などの料理

(参考:『e-ヘルスネット』)

■ダイエットや体重コントロールは、自分にとって本当に必要かどうか考えてみましょう
体重が適正な範囲にある場合は、食事の量を大きく変える必要はありません。
また、減量に取り組む場合は、食べ過ぎないようにすることが重要ですが、炭水化物や脂質など特定の食品を抜いたり、極端に食事量を減らすのではなく、バランスのよい食事と菓子・アルコールなどのとり方を見直してみましょう。

■体格や食生活について気になることがあれば、健康・栄養相談をご利用ください
開催日時:毎月第4金曜日 午前10時~正午
場所:保健センター
※前日までに電話で申込む

問合せ:保健センター
【電話】52-4999

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU