『茶がゆ』は食糧難の時代に広まった、少量の米にさつまいもを加え、煮出したお茶で作る山口県東部の郷土料理です。お茶の豊かな風味が特徴で、消化が良くポカポカ温まる「茶がゆ」は体調が優れない時、食欲のない時にも食べやすく、寒い時期にピッタリです。一般的には豆茶やほうじ茶などで作りますが、今回は手軽な麦茶パックを使います。
◆材料(4人分)
米 1合
水 900cc
麦茶 1パック
さつまいも 小1本(100g)
◆作り方
(1)米は洗ってザルにあげる。
(2)さつまいもは皮付きのまま1cmの輪切りにし、水にさらしておく。
(3)厚手の大鍋に水を入れ、火にかける。温まったところへ麦茶パックを入れて、煮出したら取り出す。
(4)米、さつまいもを入れて、ふきこぼれない程度の強火でふたをせず約12分、炊く。
(5)米粒の芯が少し残る程度で火を止め、ふたをして10~15分蒸らす。
◆1人分の栄養価
エネルギー…188kcal
たんぱく質…3.0g
脂質…0.5g
カルシウム…17mg
塩分…0g
田布施町食生活改善推進協議会
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