『たばこの害から健康を守りましょう~なくそう受動喫煙~』
本人は喫煙をしていなくても、他人のたばこの煙を吸わされてしまうことを受動喫煙といいます。喫煙者(たばこを吸う人)はフィルターを通して煙を吸っていますが、周囲の人は直接たばこの煙を吸い込んでいます。このため喫煙者より周囲の人が、発がん物質やニコチン・一酸化炭素等の有害物質が数倍も多く含まれた煙を吸っていることになります。
■受動喫煙による健康への影響
・肺がん
・虚血性心疾患
・脳卒中
・乳幼児突然死症候群(SIDS)
これらの4疾患は、受動喫煙との関連が『確実』であると判定されており、我が国では受動喫煙により年間約1万5千人程度の人が死亡しているのが現状です。妊婦や20歳未満の子どもは、より受動喫煙による健康被害が大きいと指摘されています。
■対策
たばこを吸う人、一人ひとりが決められた場所で喫煙するなどのルールを守り、他の人にたばこの煙を吸わせないよう配慮しましょう。たばこの煙による健康への悪影響は喫煙者本人だけにとどまりません。自分自身のため、周囲の人のためにも、ぜひ禁煙を考えてみませんか。
参考:厚生労働省ホームページ
問合せ:保健センター
【電話】52-4999
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