私たちと人権シリーズ 感謝

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『20歳を迎えて』

新村　美桜(城南自治会)

今年20歳という人生の大きな節目を迎えることができ、大変嬉しく思います。1月3日には、二十歳のつどいが開催され、119人の仲間と再会しました。地元でよく会う友人はもちろん、久しぶりに会う友人もおり、とても充実した時間を過ごすことができました。
この20年間を振り返るとあっという間で、いろいろな出来事がありました。特に高校生の頃は新型コロナウイルスの影響により、今まで当たり前にあった修学旅行や文化祭といった行事などが中止、企画変更となることもありました。また、高校卒業後は就職を考えていたため、将来への不安を強く感じたことを覚えています。
ですが、このような経験をしたからこそ、改めて日常のありがたみに気付かされ、短い学校生活を有意義なものにするため、勉学に励み、資格もたくさん取得することが出来ました。
現在私は社会人として働いていますが、高校生の頃に取得した資格が役に立つことも多く、当時お世話になった先生方や友人には感謝の気持ちでいっぱいです。
また、学生の頃とは違い、責任が伴う場面が増えたことで、自ら考え行動することの難しさを改めて実感しました。当初は自信を無くし、落ち込むこともありましたが、上司や先輩方からの親切なご指導や周りの方からの温かいお言葉に支えられ、今では楽しく仕事と向き合うことが出来ています。
こうして今の自分があるのも20年間育ててくれた両親はもちろん、今までお世話になった多くの方々のおかげだと感じます。幼い頃想像した自分とはまだまだ遠いですが、これからは誰かの支えとなれるよう立派な大人へと成長し、今まで以上に精進していきたいと思います。