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私たちと人権シリーズ『バスケットボールからの学び』

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山口県田布施町

東田布施小学校長 校長 森本 敏史

中学校の部活動からバスケットボールの魅力にはまり、約40年間バスケットボールに関わってきました。選手、指導者、審判、観客と色々な立場から関わることも経験し、たくさんの学びを得ることができました。
今回はその学びの中から人権教育とバスケットボールの関係について考えてみました。
まず、バスケットボールをプレイするには、相手を尊重することが求められます。試合中に、相手を蹴ったり、暴言を吐いたりすることはルール上もちろん許されません。それ以上にバスケットボールを楽しめるのは、チームの仲間や対戦相手がいてくれるからこそであることを忘れてはなりません。ですから、バスケットボールをする上で、自分自身や相手の権利を尊重することが大切であり、人権教育とも関連しています。
また、バスケットボールは、協力やチームワークが重要な要素となっています。自分だけが活躍することではなく、チーム全体で勝利を目指すことが求められます。このようなマインドは、人権教育にも共通するものであり、相手を尊重し、協力して目的を達成することが大切であるという教育的価値観を育むことができます。
さらに、バスケットボールは、スポーツマンシップやフェアプレーを重んじるスポーツです。そのため、試合中に反則を取られた場合や、審判の判定に不服がある場合でも、冷静に対処することが求められます。このような姿勢は、学校生活においても重要なものであり、人権教育とも関連しています。
以上のように、バスケットボールは、人権教育とたくさんの関連があります。バスケットボールを通じて、自分自身や他者の権利を尊重すること、協力やチームワークの大切さ、スポーツマンシップやフェアプレーの重要性などを学ぶことができます。
このように学校教育の様々な場面を人権教育の機会と捉え、『自ら求め、最後までやり抜く、思いやりのある子』を育んでいきたいと考えています。

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