田布施農ある暮らし vol.9

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地域おこし協力隊の林さん～農業に足を踏み入れてみて～

兵庫県伊丹市の出身の林憲一さんは、令和5年4月に『田布施町地域おこし協力隊』として着任しました。
現在、林さんは町内の農事組合法人アグリファーム木地の郷(以下、(農)アグリファーム木地の郷)で、毎日汗を流しながら農作業にチャレンジしています。

(農)アグリファーム木地の郷の主要な品目は、米・麦・大豆。『土地利用型作物』と呼ばれるもので、林さんも大型の農業機械に乗って作業を行っています。
林さんは、初めて大型の農業機械に乗った際に、前職の清掃業で扱っていた大型の機械と、どこか近いものを感じたそうですが、しかし実際は似ているようで、全く逆の動きをするのでかなり苦戦したと話しています。
これまで経験のない農業という新たな世界に足を踏み入れて間もない林さんにとって、今の一番の楽しみは『自分が作った野菜を収穫して食べること』。
法人作業以外にも、自分自身でも野菜の栽培に挑戦しており、それらを収穫して食べることを楽しみに日々農業と向き合っているそうです。
『今後は、法人での作業もやりながら、将来自分自身で野菜の栽培・出荷が出来るよう、技術やノウハウを学んでいきたい。今は毎日が必死で将来像ははっきりしないが、将来的には何らかの形で田布施町に残り、農業に携わっていきたい』と林さんは言います。
今後ますますの林さんの躍進に期待します。

農事組合法人アグリファーム木地の郷では、主食用水稲(約3.2ha)飼料用米(約1.1ha)大豆(約3.4ha)小麦(約3.5ha)その他にもアスパラガスなどを栽培しています。

問合せ：経済課　農林振興係
【電話】52-5805