病院だより(144)

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■～内視鏡システムが新しくなりました～
昨年11月の病院だよりにて、当院副院長の野口医師より内視鏡検査についてご紹介しました。この度内視鏡システムを一新し、さらに質の高い医療を提供できるようになりましたので、改めてご紹介させていただきたいと思います。

○最新の内視鏡システム(EVISX1シリーズ)
この度導入した内視鏡システムでは、従来のものより画像処理機能に優れており、4Kに対応した高解像度で表示できます。このことにより、早期がん病変等を見逃さず、未然に防ぐことができます。また、カメラについても複数種類があり、検査を受ける方の状況に応じて最適なカメラを使用し、検査を実施します。

○熟練医師による検査
当院には、消化器内科に長く携わる医師が多数勤務しており、早期がん等の僅かな病変をいち早く察知して正確に診断します。また、今回の新規内視鏡システム導入により、特殊な光を用いて粘膜表層の血管走行や表層微細構造を強調するNBI観察、RDI観察が可能となり、より一層高度な検査を行うことができるようになりました。

○専門スタッフによる対応
当院には、「日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡技師」が勤務しています。消化器内視鏡業務に関わる前処置、洗浄・消毒、機器管理、検査・治療の介助などに習熟しており、高度な内視鏡診療が提供できます。また、近年、内視鏡技術が進歩しリスクや難易度の高い手技が普及する一方で、より細やかな安全管理が求められるようになりました。それぞれの専門的立場から情報を共有し合い、安全に配慮し患者さんの治療に臨むために消化器内視鏡技師が貢献しています。
内視鏡技術は日々進歩しており、それに伴い高度な知識や技術を医療スタッフも身につけています。内視鏡検査を希望される方は、ぜひ美東病院を受診してください。

問い合わせ先：美祢市立美東病院
【電話】08396(2)0515