令和7年に登録10周年を迎える「明治日本の産業革命遺産」

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令和7年に登録10周年を迎える「明治日本の産業革命遺産」
萩エリアを舞台とした短編ミステリー小説を公開中です!

「明治日本の産業革命遺産製鉄・製鋼、造船、石炭産業」は令和7年に世界文化遺産登録10周年を迎えます。「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会(事務局/鹿児島県)では、登録10周年に向け、フォトコンテストの開催・リーフレットの作成等のプロモーション活動を行っており、その一環として、全国8県11市に所在する「明治日本の産業革命遺産」構成資産を舞台とした短編ミステリー小説を順次、制作・公開しています。
萩エリアについては、「許されようとは思いません」等で知られる芦沢央(あしざわよう)先生が執筆した小説「あと、ひと言だけ」を公開しています。
また、今年8月に萩市での取材中の様子を市HPに掲載しています。
公開中の作品につきましては、メディアプラットフォーム「note(ノート)」の「明治日本の産業革命遺産」世界遺産協議会公式アカウントにて、無料でご覧いただけます。これまでに公開された作品もあわせて閲覧可能です。

■芦沢先生のコメント
「取材にうかがった際、世界遺産はもちろん、萩城跡、萩・明倫学舎、萩博物館など魅力的な場所をたくさんご案内いただき、心が弾みました。今回の掌編ではごく一部しか舞台にできませんでしたが、物語に溢れた場所ばかりだと感じたので、またいつか萩市を舞台にした小説を書きたいと思います。」

▽プロフィール
1984年東京都生まれ。千葉大学卒。2012年「罪の余白」で第3回野性時代フロンティア文学賞を受賞してデビュー。18年「火のないところに煙は」で静岡書店大賞、22年「神の悪手」で第34回将棋ペンクラブ大賞文芸部門優秀賞、23年「夜の道標」で第76回日本推理作家協会賞を受賞。他の著作に「許されようとは思いません」「僕の神さま」「汚れた手をそこで拭かない」などがある。

問合せ：文化財保護課
【電話】25-3835