市長コラム

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本紙上記に記載しておりますが、7月28日は「萩市民防災の日」であります。平成25年7月28日の未曾有の豪雨災害から今年で10年が経過いたします。県議会議員として現場を走りまわった当時の出来事が昨日の出来事のように思い出されます。被災された方々に対し、改めてお見舞い申し上げます。
去る6月4日、山口県総合防災訓練が実施され、村岡県知事とともに訓練に参加しました。萩市職員、萩市消防職員、自衛隊、山口県職員の皆さんや消防団をはじめとする関係者が緊密な連携を図り、各々迅速かつ正確な災害情報の処理や、報告・伝達といった災害応急対策に係る適切な状況判断などの訓練を行いました。
また先般、避難所指定職員100人に辞令を交付いたしました。指定職員は、災害が発生またはそのおそれがある場合、避難所31か所を速やかに開設し、市民の皆様をお迎えいたします。あってはならないことでありますが、もし災害が起こってしまった場合は、これまでの教訓をいかし、災害対策本部を中心にしっかり体制を整え、市役所一丸となって対応する次第であります。
市民の皆様におかれましては、日常から災害に対する備えを強化し、防災意識を高めていただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
萩市長　田中文夫