市の教育・文化・体育の振興に尽力した個人と団体を表彰(年齢は11月1日時点)。
■教育功労賞
▽齊藤一代(かずよ)(59歳山口市)
萩ユースふれあいスペースの開設および事業の円滑な運営を図るための体制づくりに尽力。また、指導員として、多くの青少年を進学や地元企業への就労に導くなど、青少年の自発性や社会性を育む居場所づくりに大きく貢献。
▽澤井潤子(75歳椿東)
萩女子短期大学をはじめ、市内大学等において長年にわたり若者の教育に携わり、特に司書の育成に尽力。萩市立図書館協議会委員を22年間、また、NPO萩みんなの図書館理事を13年間務め、そのうち10年間は理事長として萩図書館の運営に貢献。
■文化功労賞
▽山根祐子(77歳浜崎町)
萩音楽協会理事として、市の音楽事業の発展に尽力。昭和58年から約35年間、(一社)全日本ピアノ指導者協会山口支部代表として、山口県のピアノ教育に貢献。また、ピアノ指導者として国内外で活躍するピアニストを多数指導し、市の音楽文化の発展に寄与。
▽NPO萩まちじゅう博物館(堀内)
平成16年から市の文化財や歴史的遺産の保存・活用に取り組み、次世代に伝える活動を展開。市全体の魅力を高める重要な役割を果たし、まちじゅうに点在する「おたから」を保存・活用する「萩まちじゅう博物館」の推進に尽力。
■文化奨励賞
▽坂髙麗左衛門(こうらいざえもん)(36歳椿東)
当代(14世)である坂髙麗左衛門は坂家当主となり10年あまり、14世坂髙麗左衛門として初の個展を開催するなど、将来にわたり活躍が期待される。陶芸の村公園の登り窯を活用する事業においては、主要メンバーとして、萩焼の普及・啓発活動に尽力。
▽弥富龍神(りゅうじん)太鼓(弥富)
ジオサイトである肥沃な大地が、34万年前の伊良尾山噴火により出来上がる様子を太鼓等で表現し、地域の活性化と発展のため、地域に根ざした活動を展開。平成30年の日本ジオパーク認定に大きく貢献し、文化活動を通じ、地域の活性化やジオパーク活動の推進に寄与。
■体育功労賞
▽小田惠美子(78歳河添)
昭和44年から萩市陸上競技協会役員として萩市の陸上競技普及強化のため多大な功績を残し、現在も顧問として社会体育発展に尽力。第18回国民体育大会では女子80mハードルで決勝第2位の成績を残し、指導者としても萩市で多くの選手の育成強化に尽力。
▽松村孝明(たかあき)(67歳椿東)
昭和60年から、萩市柔道協会の顧問として柔道競技普及のために尽力。学生時代に全日本の強化選手を務めたことから大きな人脈を持ち、有名選手を講師に招くなど、柔道の普及振興に寄与。平成19年からは、萩市体育協会会長として、社会体育発展のために尽力。
■特別賞
▽秋山紗希(14歳古魚店町)
日々、歌の練習に取り組み、たゆまぬ努力を続けてきた結果、さまざまな大会で優勝や大賞など上位入賞を果たしてきた。また、地域の行事にも積極的に参加して歌を披露し、萩市の活性化にも大いに貢献しており、今後も活躍が期待される。
▽ささラブ応援隊特別賞(佐々並)
地区唯一の学校を守るため、学校の魅力を発信するイベントを企画・運営し、主に子育て世帯をターゲットとした移住促進の取組に努めている。これらの活動は、子育て世帯の移住による地域の活性化・振興に大きく寄与し、今後も活躍が期待される。
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