市では、人口減少・少子化対策として、通信環境さえ整っていれば、都市部と同じ仕事ができる新しい働き方、「テレワーク」を推進しています。市内でテレワークを実践されている方の事例を数回にわたり紹介します。
(1)若い世代のテレワーク就職(サテライトオフィス)
(株)ネットケアサービス(椿東)小橋愛瑠(あむる)さん(萩商工高出身)
主な業務内容:総務・人事/営業事務/業務システム化担当
■県外や市外に出ず、萩で就職をした背景は?また、萩で就職をしてよかったことは?
家族も仲が良いので、環境を変えずにリラックスできる市内で仕事を探すことにしました。ネットケアサービスの求人を見つけ、自分がやっていることを生かせそうだと思い、就職の決意を固めました。
実際に萩で就職して、家族と一緒に暮せること、また、高校や中学校に行きITやIT企業のことを知ってもらう活動をしています。地域の方と交流し、生まれ育ったまちに貢献できているという実感があります。
■テレワークで働くために必要なスキル・考え方とは?また、テレワークをする上で工夫していることは?
コミュニケーション能力こそ必要だと考えます。また、時間を意識して仕事をしないとダラダラとしてしまうため、時間管理能力も必要です。会話はチャットが多いため、文章で伝わるような工夫をしています。
■萩市のテレワークライフビジョンを実現するために大切だと思うことは?
まずテレワークそのものを、若い世代に発信して知ってもらうことが大切だと思います。若い世代にとって、テレワークも選択肢のひとつになれば良いなと思っています。
■誰もが働きたいように働ける「テレワークライフ」がもたらす自身と地域への効果とは?
場所を選ばない働き方ができるところです。余った時間で、趣味や地域のイベントを楽しむこともできます。自分よりも若い方に、こういう働き方もあることを知ってもらい、萩に残って仕事をする選択肢もあることに気づいてもらいたいです。
問合せ:企業誘致推進課
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