令和6年度の当初予算は、「明るく元気な萩市」の実現に向け、「5つの良し」のまちづくりのもとで、「萩市に住んで、萩市で子育てしたい」と思えるまちづくりに積極的に取り組む予算としています。
問合せ:財政課
【電話】25-3349
■主な事業
▼住んで良しのまちづくり
▽庁舎整備事業…7億8,082万1千円
市の執務室として利用している萩商工センターの老朽化、本庁舎等における会議室や書類等の保管場所の不足などの懸案に対応するため、旧総合福祉センター跡地に分庁舎を建設します。加えて、山陰道整備の進捗に伴い、国に貸付けている施設が手狭であると聞いており、分庁舎への移転について、国に情報提供しているところです。山陰西部国道事務所が分庁舎に移転することとなれば、今以上に国と市との連携が強化され、山陰道の整備促進につながることを期待するものです。
▽見島定住住宅整備事業…1億3,105万3千円
見島での定住を促進するため、見島総合センター跡地に、定住住宅を4棟整備します。
▽(新)地域ケーブルテレビネットワーク整備事業…1億5,582万4千円
萩市総合情報施設が提供するケーブルテレビ放送とインターネット接続サービスについて、川上~旭間の光ファイバー網の2ルート化(複線化)等を行い、災害に強い情報通信基盤を構築します。
▽自治体DX推進事業…1億3,526万
1千円国が策定した「自治体DX推進計画」を踏まえ、デジタル技術の活用による行政サービスの利便性向上や行政事務の効率化などを図ります。
▽消防指令センター共同整備事業…6億3,456万6千円
萩市、山口市、防府市において消防通信指令業務を共同運用し、専門性の高い指令業務を専従化することで、複雑多様化する災害に備えた地域防災力の強化を図るとともに、通信指令設備の整備や維持管理に係る経費の削減を図ります。
▼訪れて良しのまちづくり
▽萩まちじゅう博覧会開催事業…400万円
令和6年度に「萩まちじゅう博物館」の取組が20周年を迎えるにあたり開催される「萩まちじゅう博覧会」を支援します。この博覧会をきっかけに市民や事業者が、歴史・文化・自然などの“おたから”を自ら活用することを推進し、“おたから”が適切に保全され生活や産業に活かされることを目指します。
▽地域彩り交流促進事業…730万7千円
各地域の道の駅などの拠点施設周辺等に花を植栽し、交流人口の拡大による地域活性化を図ります。
▽ジオパーク推進事業…1,256万2千円
萩ジオパーク推進協議会を中心に、市民への理解増進、学校教育および地域経済への貢献と情報発信に一層努め、地球の視点で「萩らしさ」が“見える”・“伝わる”まちを目指したジオパーク活動を展開します。また、畳ヶ淵や龍鱗郷周辺の看板を整備することで観光客などの利便性向上に努めます。
▼働いて良しのまちづくり
▽(拡充)農業スタートアップ応援事業…1,302万円
就農研修期間および経営の不安定な就農初期段階において、年齢要件などにより、国や県の支援対象とならない方を支援し、多様な担い手の確保を図ります。また、農業体験や農業研修生を受け入れる「指導農家」に加え、就農直後の新規就農者をサポートする「就農トレーナー農家」を支援し、受入体制の整備、新規就農者の早期の経営安定化を図ります。
▽(拡充)農業中心経営体育成支援事業…1,500万円
農業の担い手となる認定新規就農者や認定農業者等の個人経営体や農業者グループ等が、経営発展を目指す取組を支援します。
▽(新)旬の地魚がおいしいまち・萩推進事業…211万5千円
稼げる漁業者の輩出を目指し、意欲のある漁業者による、血抜き・活締めなど魚の鮮度保持処理技術の確立による所得向上への取組を支援するとともに、旬の地魚の消費拡大のためのグルメイベントなどを行います。
▽萩テレワークライフマッチング事業…550万円
テレワーク(在宅勤務・サテライトオフィス勤務)といった新たな働き方による人材の採用・定着を目指している企業と、萩市でテレワークを希望する求職者のマッチングを行い、移住定住の促進を図ります。
<この記事についてアンケートにご協力ください。>