萩市では、各地域の拠点施設周辺等に様々な花を植栽する「地域彩り交流促進事業」を展開することにより、交流人口の拡大や地域の振興を図っているところであります。
須佐地域では、地元有志の皆様のご尽力により、JR須佐駅から原田踏切辺りまで、国道191号沿いの約150mに1万本のチューリップが植栽され、今回の表紙で紹介いたしましたように、色とりどりの花が見事に咲き誇っております。去る7日には開花イベントが開催され、多くの人で駅周辺が賑わっておりました。こうした取組みにより、地域の魅力化が更に進み、地域が明るく元気になる一助になったのではないかと実感しております。
さて、市内各地が桜の花色で染まる中、食べ物の話となり恐縮ですが、大手旅行会社の調査では、旅行目的の上位に「地元の美味しいものを食べる」がランクインしており、旅行のメイン目的として「食」は欠かせないものとされ、観光誘客の軸ともなっております。先般、県飲食業生活衛生同業組合萩支部、萩温泉旅館協同組合、萩市観光協会の皆さんが協力され、萩の新たなご当地グルメとして「長州海鮮まぶし」と「長州海鮮うにしゃぶ」をお披露目されました。お披露目の翌日には、九州・山口の民放7局で生放送された情報番組に、私も出演し、真ふぐに加えて、新たなご当地グルメを早速PRいたしました。
萩市の歴史やまちなみ、自然に加え、四季折々の花や豊富な食材など、まちじゅうにあふれる魅力の更なる情報発信に努め、国内外から多くの方にお越しいただけるよう、引き続き、全力で取り組んでまいります。
萩市長 田中文夫
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