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市長コラム

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山口県萩市

去る5月23日、長野市におきまして「全国伝統的建造物群保存地区協議会総会」が開催され、萩市長である私が副会長に選任されました。
「全国伝統的建造物群保存地区協議会」は、伝統的建造物群保存地区、いわゆる伝建地区を有する全国の市町村が集まり、歴史的町並みの保存や活用などに係る情報の共有や発信等を行うことを目的に、昭和54年、当時の萩市長でありました菊屋嘉十郎氏が提唱され、発足したもので、現在105自治体で構成されております。
初代会長に菊屋元市長、その後、小池元市長、そして、野村元市長が会長に就任され、創設以来、長きにわたって、萩市の市長が会長を務め、本協議会を牽引されてこられました。
昭和50年に創設された伝統的建造物群保存地区制度では、特に、その価値が高いものを国が「重要伝統的建造物群保存地区」いわゆる「重伝建地区」として、選定されます。萩市では、昭和51年に全国で最初に、「堀内地区」と「平安古地区」が重伝建地区として選定されました。その後、平成13年に「浜崎」、平成23年には「佐々並市」が選定され、萩市の重伝建地区は4地区となり、一つの市町村に所在する数としては、京都市、金沢市と並び、全国最多であります。
改めて、先人から連綿と受け継がれてきた歴史的な建造物群の保存と活用に対する市民の皆様のご理解ご協力に感謝を表しますとともに、次なる世代への継承を心に誓っているところであります。
引き続き、こうした重伝建地区に加え、萩の世界遺産をはじめとする文化財や萩ジオパークなど、萩にしかない歴史や自然のおたからを活用した観光振興や地域振興等、様々な施策を展開してまいりますので、ご理解ご協力をいただきますようよろしくお願いいたします。
萩市長 田中文夫

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